【難読】“さんばん”ってなに?「算盤」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「算盤」の読み方です。
“さんばん”?なにそれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「算盤」の読み方は?
「算盤」は、そのまま読むと“さんばん”となりますよね。
“さんばん”という読み方も間違いではないんですが、実は別の読み方もあるんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そろばん”と読みます。
■「算盤」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「算盤」の意味は以下のように解説されています。
そろ‐ばん【▽算盤/▽十露盤/▽珠盤】
1 日本や中国で用いる計算器具。底の浅い横長の箱を上下二段に分け、縦一行ごとに上段に1個または2個、下段に4個または5個の串 (くし) 刺しの珠 (たま) を置いたもの。上段の珠は五を、下段の珠はおのおの一の数を示し、串刺しの軸のそれぞれで桁 (けた) を表し、指で珠を上下させ、加減乗除を行う。中国では14〜16世紀にかけて普及、日本には室町末期に伝来したといわれる。
2 計算。勘定。また、特に、損得の計算。「読み、書き、―」「―が細かい」
子どもの時にやったことがある人もいるでしょう。ひらがなで表記されることが多いので、漢字は初めて見たという人が多いかもしれませんね。
■読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「算盤」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。計算に使う盤なので、漢字からイメージはしやすかったかもしれませんね。
“そろばん”と読む漢字は当て字ばかりなんですが、実は50種類以上あったといわれているんです。一つのものに対してそんなに多くの漢字があるなんて驚きですが、すべてを覚えるのはかなり大変そうですね。
(ななしまもえ)
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