ゴールドウインとシンフラックスが共同プロジェクト始動、衣服の生地廃棄削減へ

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ファッションラボラトリ「シンフラックス(Synflux)」が、ゴールドウインとの共同プロジェクト「SYN-GRID」を始動した。同プロジェクトでは、余白が少ないパターンをデータ作成し、衣服生産時に排出される生地の廃棄量を削減することを目的としている。

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 同プロジェクトでは、シンフラックスの自社デザインシステム「アルゴリズミック・クチュール®」を、ゴールドウインのパターン技術に導入。幾何学の型紙に変換できるアルゴリズムを用いて、衣服の3Dパターンデータから低廃棄に最適なパターンを作成する。データを自動生成することで、曲線によって裁断時に生まれていた余り布などの廃棄を削減し、資源量を抑えた衣服の製造を可能にしたという。プロジェクトから誕生した第1弾アイテムはジャケットとフリースパンツの2型で、価格帯は税込2万3100〜3万9600円。11月8日からNEUTRALWORKS.EBISU、THE NORTH FACE LAB渋谷パルコ、THE NORTH FACE+ グランフロント大阪とNEUTRALWORKS.公式オンラインストアで順次取り扱う。

■GOLDWIN×Synflux 「SYN-GRID」:公式サイト