毎日うだるような暑さで、果たして自分は何を食べたいのかが浮かんでこなかったり、食欲自体が湧かなかったり……。このままでは夏バテになってしまう涙。そんな時こそ、見ただけで食欲をそそられるうどんが、丸亀製麺から本日7月27日、期間限定で発売されました。その名も「シビ辛麻辣坦々うどん」!

名前だけでも、真夏にぴったりな予感がしますが、いったいどんな味なのか気になるー! 先日行われた試食会で一足お先にいただいたので、その詳細をお伝えします。

見た目はホットでも、中身はクール!でも食べてみると……かなりのホット!

肉味噌のボリュームがスゴい!……全体的に花椒もかかってます

麻辣とか、坦々と聞くと、ホットな麺をイメージする人も多いと思いますが、こちらはなんと冷水で締めたうどんに冷静の坦々スープという組み合わせ。まずはそこにびっくりしました! 猛暑で火照った体をクールダウンしてくれるなんて素敵です。

そしてこのうどんのさらに驚くべきは、ベースの味に使われた香味の数々と、信じられないくらいに手間がかかった具が豪快に乗っかっているところなのです。

では具体的に見ていきましょう。

具を並べたらこうなります!お肉も野菜もたーっぷり!

うどんは皆さんもご存じかと思いますがおさらいを。丸亀製麺のうどんは小麦・水・塩のみで作られた打ち立てうどん。茹でたてをすぐに冷水で締めた麺だからこそのつるつるののど越しとコシが楽しめます。このうどんに絶妙に絡んでくる具たちは以下の通り。

じんわり辛い「麻辣肉みそ」

横から見てもこのボリューム!

ピーシェン豆板醤の旨味をふんだんに使用し、本場四川の味わいを追求したという肉味噌。花椒の風味が合わさって深みのある辛うま状態に。これがうどんに絡むと……最高!

冷たいのに濃厚!「特製坦々スープ」&「本場四川風 スパイス」

スープは構想3年、開発1年という自信作。ごまの甘みを残しつつ、隠し味に使用した練りからしでキレのある味に。さらにラー油、焦がしにんにくが効いた黒マー油、さらに舌が絶妙に痺れる花椒が、畳みかけるような旨味を演出します。最後までまったく飽きさせません!

ごま油の風味香る「小松菜ナムル」と「ザーサイ&白ネギ」

添えられた青み、と思うなかれ! なんとこれだけで食べてもおいしい小松菜ナムルが贅沢にオン。さらにザーサイ&白ネギも乗っかっているなんて…野菜も豊富で栄養もバッチリ。女子にもうれしい具材たちです。

食べ方は、豪快にかき混ぜて一気にすする!

たくさんのこだわり具材にこだわりスープ。一つずつ味わっていただこうとしたその時! スタッフの方から「一気に混ぜてお召し上がりください」と……。え、ほんとに? 混ぜちゃったらひとつひとつの味がわからなくなっちゃうのでは!? 半信半疑ながらも、おすすめ通り豪快に混ぜてみました。

美しく盛られていた具材たちがうどんと一体化した瞬間!

いただきます!ずずず、ずずずずず……。な、なんと不思議な味。全部が混ざっているのに、個々の味もしっかり感じられて非常に楽しくおいしいんです。しかも……食べ始めた頃は坦々スープの旨味をメインに感じていましたが、少し経った頃から、花椒のあの癖になるシビレが! ビリビリ、ひい、でも食べちゃう。ビリビリ、ひい、食べちゃう……の繰り返しで、あっという間に食べ終わっていました。

ボリュームたっぷりながら、全体的に冷たい仕上がりなので、最後まで食べきれてしまいます。おいしかったー!という余韻とともに、口の周りのビリビリもしばらく残ります(笑)。気持ちよい程度にじんわり汗もかきました。まさに真夏に食べたいうどんってこういうこと!

おすすめトッピングも聞いてきました

おすすめトッピング大公開!

まずは、なす&オクラの天ぷら。特になすは坦々スープに付け込んで食べると、まるで麻婆なすのような味わいになるそう。青ねぎは清涼感をプラス、天かすは食感が楽しくなります。追いごまも試してみましたが、坦々スープの旨味をさらに引き立てる感じがしました。辛いもの大好きな人はぜひ七香七味もお試しを。さらに複雑な辛みを楽しめるそうですよ。

販売は全国の「丸亀製麺」「麺屋通り」(一部店舗では販売していません)で、8月下旬までの予定だそうです。お持ち帰りはできないので、ぜひ店舗にてじっくり味わってみてくださいね。原稿を書いていたらあのビリビリ感を思い出して……また食べたくなってきました。

「シビ辛麻辣坦々うどん」(並)690円、(大)800円、(得)910円 ※すべて税込み
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取材・文/町田玲子
撮影/深澤徳幸