眉毛が顔の印象を決める重要なパーツであることは分かっているのに、自分に似合う眉毛がよく分からないまま、なんとなく整えて、描いている人も実は多いはず…。そこで「眉毛は顔の額縁！」と語る、眉のスペシャリスト「EmayMie」代表の斎須麻未さんに、眉毛の基本のキを教えてもらいます。

似合う眉毛の“形”の見つけ方は？

「まずは美眉バランスを知って、眉の“形＝土台”を整えましょう。


眉頭：小鼻の内側の延長線上
眉山：小鼻の外側と黒目の外側の延長線上
眉尻：小鼻の外側と目尻を結んだ延長線上（口角からの延長線上でもOK）

�　銑�の手順は基本。最後に眉毛の印象を決める上で、実はすごく重要なのが左右の眉頭の“高さ”です。見落としがちな部分ですが、ここをきちんと平行に揃えることで見た目の美しさに差が出ます！」

似合う眉毛の“太さ”の見つけ方は？

「まず顔全体と目元を見て、今の自分の眉毛が“太いのか、細いのか”を確認します。

太さの基準が分からなければ、どういう印象の目元になりたいかを決めてから眉毛の太さを決めるのもおすすめです。

例えば女性らしくて柔らかい目元にしたいなら太めで眉尻短めに。目力をUPしたいなら眉頭と眉下ラインをしっかり描いて。（濃くなりすぎないように注意）大人っぽく美人度を上げたいならゆるやかなアーチ眉にして眉尻を長めにすると◎。

注意点は一つ。瞳の大きさ以上に眉毛が太くなりすぎないようにしてください」

顔の形別 似合う眉毛の形は？

「丸形：アーチ眉面長：平行眉逆三角形：ナチュラル平行眉ダイヤモンド形：弓形眉卵形：ゆるやか平行眉

顔の形を指標にすると、眉の形も定まりやすいでしょう。」

似合う眉毛の“色”の見つけ方は？

「髪色と同系色で、ワントーン明るい色を選ぶのがベスト。ふんわりと自然な印象に仕上がります。

もし髪の毛がベーシックなブラウンではなく、赤や紫、青などの色が入っている場合は、眉毛も同じ色で合わせてあげると統一感が出ます。同じ色にしたい場合は、眉マスカラを使うと簡単ですよ」

今、オーダーが多いトレンド眉は？

「数年前までは“THE平行眉！”“もちろん太眉で！”というオーダーが断トツで多かったですが、最近はその傾向が変わってきています。

流行りよりも自分に似合う眉を求める方が多く、眉毛が顔の中で一番大事だということに気づく方が増えたのだと思います。サロンでも今まではお任せが多かったですが、こだわりのある方も増えました。

その中でも一番多い要望は、“なだらかで優しく見えるストレート眉”。また眉尻を短くされたいという方が多いので、その場合は位置を決めるときに、口角と目尻の延長線上に設定すると眉尻を短く設定できます」

眉毛の描き方の基本は？

「描きやすいところから描いてOKですが、できれば最初に眉山→眉尻にかけて描くと失敗しません。眉頭から描くと濃くなってしまう可能性があるからです。

�“�山→眉尻��眉の中間�Ｈ�頭

の順番がおすすめ。難しいと感じる場合は、あらかじめペンシルでガイドラインを描いてから、その中の隙間をパウダーで埋めていくのが◎。仕上げにクリアジェルで毛流れを整えたり、眉に色を付けたい場合はマスカラを！」

おすすめの美眉アイテムは？

アイブロウパウダー肌なじみのいいブラウンが肌にすっととけ込みます。MIXして使うと◎。

アイブロウペンシルペンシルは細い方が失敗なし。0.9mmの超極細芯で、リアルに毛が生えているように見える名品！

アイブロウリキッドペンシルよりもくっきりと、足りない部分に1本1本毛を描けるのが魅力。ウォータープルーフで夏も心強い。

眉マスカラクイックドライパウダー配合のマットな質感で、ベタつきもダマもなし。自然なふんわり眉に。

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がCosmopolitanに還元されることがあります。

今回教えてくれたのは…斎須麻未さん（EmayMie／代表・アイブロウディレクター・アイリスト）

大手眉毛サロンでの店長を経て、眉毛・まつ毛専門プライベートサロン「EmayMie」をオープン。地方からメンテナンスに通う人がいるほど信頼が厚く、現在は女性だけでなく男性客も急増中。『マツコ会議』（日本テレビ系）でも取り上げられた、眉のスペシャリスト。

EmayMie（エマイミー）住所：港区高輪3-23-14シャトー高輪901☎︎：070-1303-4970営業時間：10:00〜21:00定休日：不定休メニュー例：初回アイブロウワックスのみ￥7,500、アイブロウスペシャルセットコース￥16,000

※現在、サロンの営業は休止しております。詳しくはInstagramでご確認ください。