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日本全国で新しいホテルの開業やリニューアルが続出している。そこで今回の特集「最旬ホテル2018」では、人気の観光地である京都、沖縄の最旬ホテルをご紹介!

日本国内だけでなく世界有数の観光地である京都。2020年に向けて、京都駅前をはじめ、観光の中心となるエリアには続々と新規ホテルのオープンラッシュが続いている。ワールドワイドなラグジュアリーブランドホテルや、リーズナブルな価格でカフェやラウンジなどの共有スペースに魅力があるホステルなど、大小、多彩なスタイルの宿泊施設が誕生し、滞在スタイルの選択肢はますます増えている。
そんな中、veritaでは2018年に京都に新規開業のホテルの中でも、他のホテルにはない特徴を持った個性派ホテルをチェック! ホテルの立地と価格、ファシリティだけでなく、そのホテル固有の楽しみ方ができる一軒を選んで、あなたの旅を特別なものにして。

第一弾でご紹介するは、京都の中心街・河原町三条に9月25日に新規開業し、301室というこのエリア最大級の客室数を擁するクロスホテル京都だ。

京の町中には有名な神社・寺院が点在するだけでなく、歴史的建造物や古くから老舗の京料理屋などが立ち並び、歴史情緒あふれる京都特有の雰囲気を醸し出している。鴨川沿いに位置する京都・河原町三条には、坂本龍馬ゆかりの海援隊屯所跡の酢屋があり、今もなお健在だ。その酢屋の真向かいに2018年9月25日誕生したのがクロスホテル京都だ。春には、木屋町の通りに並ぶ桜並木も一部客室から眺められるという観光にも絶好の立地。

クロスホテルは、オリックスのオリジナルホテルブランドで札幌、大阪に続き3館目。クロスホテル京都は、「カジュアル ラグジュアリー」をサービスコンセプトに世界中から訪れるゲストに洗練された空間と心地よいサービスを提供する一軒だ。

京町家の格子に見立てたデザインに、二段庇がアイコニックな外観で京の街並みにも馴染む。ロビーを抜けたラウンジには、京都の奥座敷をイメージし、折り紙をモチーフにした和を感じさせる空間(写真上左)が演出されている。滞在中はここでコーヒーや煎茶などのドリンクが自由に楽しめ、たとえば長期滞在であっても、ゲストルーム以外にも気分転換に心地よく過ごせるスペースがあるのは嬉しい。
全301ある客室には、最上階に位置し五山の送り火大文字を望める76平方メートルの広さのプレミアムスイート(写真上右)をはじめ、4つのルームタイプを用意。ひとり旅はもちろん、カップルでの2人旅の他、ソファベッドやスタッキングベッドを備えている客室が多数あり、3人〜4人の家族でなど、旅のニーズにあったルームタイプを選べる。新規オープンホテルだから、客室内には最新設備が整っている。ゲストルームのデザインは "京感(共感)”と“木(気)づかい”をテーマに、温かみのある木材や柔らかな質感の和紙などが使われ、備え付けのグラスやインテリアの随所には遊び心のあるデザインが採用されていて、画一的なシティホテルとは一線を画して、まるで知人の部屋に遊びに来たかのような居心地の良さがある。

バスルームにもこだわりが。ゆったり深めのバスタブで肩までお湯につかって旅の疲れを癒せる。アメニティには世界の5つ星ホテルの高級スパで愛されるイギリスコッツウォルズ発の名門スパコスメブランド「ilã(イラ)」のバスアメニティ(写真右)がある他、3種類のバスソルトが用意されていて、くつろぎのバスタイムを演出してくれる。

オリジナリティのあるデザインが随所に反映されたゲストルームの他、クロスホテル京都をより一層個性的な存在にしているのが1階のレストラン&バー「KIHARU Brasserie(キハル ブラッセリ―)」だ。このお店は、滞在客だけでなく誰でも利用できるレストラン&バーで、京都中心街には珍しく、テラス席を含む200席の規模があり、朝食からランチ、ディナー、バータイムまでオールデ―で展開する。京都の伝統や歴史をオマージュしたインテリアが印象的な店内には、レストラン、バースペースのほか、プライバシーにも配慮された落ち着いたバーラウンジも併設され、京都・先斗町で食事を楽しんだ後の華やかな男女が立ち寄れる”大人の遊び場”としても活用できるのがユニークだ。
ここはもともと京劇ドリームボウルがあった場所でもある。古くはボウリング場として地元の人々に愛されてきた記憶とともに、新たにレストラン&バーとして人々が集う場所として進化していきたいという想いが込められ、店内の随所にアンティークな小物や、古地図、この土地にまつわるポップアートなどのピースが散りばめられている。宿泊していなくても気軽に立ち寄れるノスタルジックで乙な穴場スポットとして、京都旅行の際はぜひチェックしておきたい。

ディナーにレストランで提供される料理は、鮮魚のカルパッチョや活たこのマリネ、パスタ、ステーキやスペアリブなどの肉料理まで南仏、南伊(シチリア料理)、地中海料理を中心にメニュー数も多くバラエティ豊か。また前菜やサラダからメインディッシュにいたるまで、ほとんどのメニューでS、M、Lサイズを選択することができるのが嬉しい。小さなお子様のいる子連れで訪れても、子供が好きな料理をSサイズで、大人は大人好みのメニューを注文できるので、食べたいものを少しずつのタパススタイルでの楽しみ方や、または友人や同僚たちとの会食やパーティの際には、大人数でシェアする大皿料理まで思い思いの楽しみ方ができる。料理とペアリングできるワインの種類も豊富で、カジュアルに700円台〜のグラスワインから、3000円、5000円、数万円の高級ワインに至るまで、美食家という総支配人粂野 隆史さんによるセレクションが光る。

ディナーの後は、24時まで営業するバーエリアやラウンジスペースで、自慢のモヒートや各種スタンダードカクテル、京都のクラフトビールや日本のレアなウィスキーなどのお酒を楽しめる。天井の和傘が印象的なバーカウンターで和気あいあいとお酒や食事を愉しむ客たちの中には海外客も多く、明るく、多国籍なムード。京都でありながら、インターナショナルな雰囲気で家族や友人、大切な人たちと愉しむひと時が、全く新しい京都の夜を思い出深いものにしてくれるはず。

クロスホテル京都

京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町71-1
Tel 075-231-8831 Fax 075-231-8850
Email: xhotel_kyoto@x-hotel.jp