本当は教えたくないディズニー攻略法 見落としがちな節約ワザ
子どもから大人まで、非日常的な1日を楽しむことができる「東京ディズニーリゾート」。パーク内はまさに「夢の国」ですが、お金の側面からは、どうしても現実を突きつけられてしまいます。パークチケットは年々値上がりし、足が遠のいているという人も多いのでは?
前々回のチケット代節約術(「ディズニーに3000円で入れる方法、知ってた?(ただし条件あり)」)、前回の穴場レストラン(「本当は教えたくないディズニー攻略法 『おかわり自由』のレストランがあるって知ってた?」)に続き、今回は、元・年パスホルダーの記者が少しでも節約できる「小ワザ」を紹介します。「夢の国で節約なんて!」という気持ちもありますが、ちょっとした工夫で費用を抑えられるなら、やってみて損はありませんよ。
シーまでは断然「徒歩」がお得
まずは、舞浜駅から東京ディズニーシー(TDS)へ向かう交通手段。モノレールで舞浜駅すぐそばの「リゾートゲートウェイステーション」から「東京ディズニーシーステーション」まで行く方法と、徒歩で向かうルートがあります。年パスホルダーは交通費を節約のために徒歩を選ぶケースが多いのですが、年に数回しか訪れないゲストは舞浜駅からそのままモノレールに乗る場合が多いのではないでしょうか。
徒歩ルートは舞浜駅の改札を出て地上に降り、左方向に10〜15分程度歩くというもの。少し体力は消費しますが、複雑な道のりではなく、所要時間もモノレールに乗るのとほとんど変わりません。さらに、モノレールの運賃は260円なので、往復ともに歩けば520円の節約に。浮いたお金でパーク内のチュロスやポップコーンが食べられます。
また、4人のグループで行くなら、タクシーに乗ってしまうという裏ワザもあります。舞浜駅からディズニーシーまでは初乗り730円で到着。4人なら1人183円、3人でも243円とモノレールより割安なので、覚えておきましょう。
舞浜駅から流れに従ってなんとなくモノレールに乗ってしまうのは、ちょっともったいないのでご一考を。
ランチ代を安く上げる方法
東京ディズニーリゾートを訪れる際、チケットの次にお金がかかるのが食費ですよね。 ということで、続いてはランチを安く済ませる小ワザを紹介します。
パーク内での食事はやはり高くつきますが、場所を選べば比較的安価に済ませられるお店もあります。記者がおすすめするのはパーク内の「パン屋」です。
東京ディズニーランド内ワールドバザールにある「スウィートハート・カフェ」では「クロワッサン」が190円、「ミートパイ」が310円などで食べられます。TDSならメディテレーニアンハーバーにある「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」で「クルミとレーズンのブレッド」(170円)、「エッグ&ベーコンフォカッチャ」(270円)など、組み合わせ次第でパン2個を500円以下で食べることが可能。それなりにお腹にたまるので、女性ならこれだけでも満足感があるはずです。
また、時間がある人に是非おすすめしたいのが、一旦パーク内から出て「イクスピアリ」や舞浜駅周辺のレストランでランチタイムを過ごすという方法。
イクスピアリにはフードコートがあり、うどん店「よつばの香」の「かけうどん(並)」(380円)、焼きそば店「江戸屋」の「焼きそば各種」(580円〜)など低価格な食事メニューが豊富に揃います。また、舞浜駅前の「ホテルドリームゲート舞浜」1階には「サイゼリヤ」もあります。パーク外でお腹を膨らませれば、ランチ代はかなり抑えられます。
ゲートで「再入場スタンプ」を手に押してもらうのを忘れずに。再入場時には最初に入場したときに使ったパークチケットとスタンプの提示が必要です。