調査で判明!半数の夫婦が「子供は欲しくない」と考えるそのワケは?

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女性の場合、30代くらいになれば「結婚したら子供は数年以内に欲しい」とか、「子供が欲しいから結婚する(した)」という考え方の人が圧倒的に多いように思いませんか?

ところが、株式会社オールアバウトの「20〜40代の恋愛・結婚・家庭観」に関するアンケート調査では驚きの結果が出ました!

その結果と理由をご紹介します!

 

 

■ 30代の独身女性の42.9%は子供は欲しくない!?

調査によると、30代の男性では38.7%が子供が欲しくないと回答しているのに対し、同じ30代の女性では約42.9%が子供が欲しくないと回答しています。

独身男性よりも独身女性のほうが子供が欲しくない人が多いようですね。

ただし、独身者の場合、子供を育てるということに関して、具体的なイメージがわきにくいでしょうから、その点は考慮すべきかもしれません。

 

■ 30代の既婚女性ではなんと48.5%も子供が欲しくない!

一方、既婚女性に関しては、驚くことに、30代の既婚女性が50%近くが「子供は欲しくない」と回答しているのです。これは30代の男性より20%ほど多く、同じ年代の独身女性よりも若干多い結果となっています。

 

■ 既婚女性が子どもを欲しがらない理由は、“現実”を知ってしまったこと!?

なぜ、未婚女性よりも既婚女性のほうが、そして既婚男性よりも既婚女性のほうが、子供を欲しがらない傾向にあるのでしょうか。

その理由は、ひとことで言ってしまうと妻側に“家事分担の不満”があるからのようです。

結婚後の家事分担が不公平

“イクメン”などという男性も出現した現代でも、家事は配偶者任せにしたい男性が一定の割合でいるようです。

更に、独身男性より既婚男性のほうが、家事を配偶者に任せたいと思ってい割合が多い傾向に。

40代既婚男性に家事は配偶者に全て任せたいと思っている割合が14.5%もいます。

 話し合いではどうにもならないような部分がある

結婚後は家事分担を夫のほうは勝手に“任せたつもり”でいるのに、妻のほうは“任された覚えはない”と感じているという、大きな意識のズレがある場合があります。

妻側は話し合いではどうにもならないと感じつつ、納得しない状態で家事を多く負担しているのでしょう。

これでは既婚者女性が子供は欲しくないと思っても仕方がありません。キャリアを大切に思っている女性ですと、あきらめないといけないことも出てくるでしょう。

ただし、30代前半で子供が全然欲しくない人も、40歳前後では欲しくなることもあるようです。この傾向は特に女性はその傾向が強いとか。

 

いかがですか? 一緒に子育てに取り組んでいくためには、家事分担を結婚前にしっかりと話し合い、お互いの価値観を確かめ合っておかないといけないようですね。

そして、結婚後も、認識にズレが生じ始めたら、どうせ無駄なんて思わず、話し合うべきでしょう。「こんなはずではなかった……」なんて、後で思いたくないですから。