思わず胸キュン! 私の「ギャップ萌え」体験「いかにも奥手→完璧なレディファースト」「チャラ男の真剣な表情」

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男性に魅力を感じる瞬間のひとつに、「意外な一面を見たとき」というものがあります。いわゆる「ギャップ萌え」というヤツですね。マンガやドラマの世界だけに存在すると思いきや、実際に経験している人も少なくないとか。今回は働く女性が経験したギャップ萌えを紹介します。

■女慣れしていないのかと思いきや……(アサキさん/29歳/アパレル)

「合コンで知り合った2つ年下の男性が私のことを気に入ってくれたようで、後日デートのお誘いがありました。ただ、その彼はいかにも奥手そうなタイプ。連絡先の交換も、幹事の男性が取り持ってくれて、ようやく成立したという感じだったんです」

そのため、最初はあまり乗り気ではなかったアサキさん。しかし、彼氏もいなかったし、誘われた映画にも興味があったため、OKしたそうです。

「デート当日。彼はそれほどオシャレをして来たわけでもなく、移動中の会話も弾まず……。正直なところ、『来なければよかった』と思いはじめました。でも、その彼への評価は映画館で一変! 映画のチケットはネットですでに確保されていて、決済済み。チケット売り場に並ぶこともなく、しかも席は一番見やすい位置でした」

意外とデキる一面に驚いたアサキさん。そして、さらに彼へのギャップ萌えが続きます。

「その上、レディファーストが完璧でした。ドリンクを買うときも、オーダーから支払いまで、とてもスマートに彼がやってくれました。ドアは彼がさっと開けてくれて、私を先に通してくれる。もっともキュンとしたのは、私の隣に別の男性客が座ったときです。映画がはじまる直前になって自分の隣の席が空席だと確認すると、彼が小さな声で『席、かわろう』と言ってくれたんです」

自分を女性としてていねい扱ってくれる彼に、アサキさんはすっかり心を奪われてしまったそう。

「最初は『女慣れしていない、気のつかなさそうな男』という印象だったので……。まさにギャップ萌えです。会話はやっぱり弾まないのですが、そのあとの食事の席でも、いろいろとさりげない気づかいを見せてくれました。私の彼を見る目が変わったからかもしれませんが、それほど会話が弾まなかった食事も、つまらないとはまったく思いませんでしたね」

そして、交際に発展してから、彼が姉妹に囲まれて育ったことが判明。だからこそ、女性の気持ちがよく理解できたのかもしれませんね。

■チャラ男キャラとのギャップにキュン(マイさん/26歳/通信)

「学生時代からの男友だちに、すごいギャップの持ち主がいました。大学のときに、同じサークルに入っていた仲間なのですが、社会人になってからも飲み会でたびたび顔を合わせていました」

このマイさんのサークル仲間は、どこからどう見ても「チャラ男」といった趣の男性だったそう。

「学生時代には同じサークルの女性と次々に交際していましたし、後輩がサークルに入ってくると、誰よりも先に仲良くなり、遊びに誘ったりしていました。ファッションも流行のものを上手に取り入れ、よく言えばオシャレ。悪く言えば、いかにもチャラ男です」

しかし、社会人になってからの飲み会で、マイさんはチャラ男の意外な一面を目の当たりにすることに。

「飲み会の最中に、彼の携帯電話に着信が……。彼は『ちょっとゴメン』と言って、電話をかけ直すために席を立ちました。ちょうどそのタイミングで私もトイレに行こうと思って、席を立ったんです。そして、トイレへ向かう途中、電話をしている彼を見かけました。静かな場所だったので会話が聞こえて……」

その会話の様子は、いかにも「仕事がデキる男」といった感じだったそう。

「これまでまったく見たことがなかった、彼の真剣な表情。声のトーンは少しおさえていて、落ち着いた大人の男性という印象を受けました。普段とのあまりのギャップに驚いてしまって……。思わず見とれましたね。電話を終えて私に気づいた彼は、いつもと同じチャラ男キャラで私に声をかけましたが、私の目に映る彼はもはや別人でした」

このギャップ萌えから、彼に好意を抱くようになったそうですが、会うたびに異なる彼女がいる彼。交際うんぬんはあきらめて、現在も友だちとして仲よくしているそうです。

アサキさんのケースでは、最初にデートを断っていたら、ギャップ萌え体験はできないままでした。マイさんも、社会人になっても付き合いが続いていたからこそ、ギャップを知ることができました。ステキなギャップ萌えを体験したいなら、最初の印象がイマイチな男性でも、気長に付き合ってみる必要がありそうです。

※画像は本文と関係ありません

(OFFICE-SANGA 森川ほしの)