日曜日に開かれた「MTV ムービーアワード」で、オバマ大統領の再選のキャンペーン映像が初公開された。

30秒あまりの映像では、『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカーが、オバマ大統領は"自分が望む人と結婚できるべきだ"と言い、さらに新たに400万もの雇用を創出したなど、大統領の功績を紹介している。

まずはサラ・ジェシカと米『VOGUE』誌の名物編集長、アナ・ウィンターの映像をご覧いただこう。

オバマ大統領への支持を訴えるサラ・ジェシカ・パーカー
「オバマ大統領は私たちを必要としているし、私たちも彼を必要としている」


同じく米『VOGUE』誌の名物編集長、アナ・ウィンター
「世界でも素晴らしい女性、サラ・ジェシカ・パーカーやミシェル夫人とお会いできるのをとてもうれしく思っています」


サラ・ジェシカとアナは6月14日、ニューヨークにあるサラ・ジェシカの自宅にて、オバマ大統領再選キャンペーンの資金集めを目的としたパーティーを開催。2人は映像の中で、キャンペーンへの協力を求めている。

再選キャンペーンに寄付した人は、このパーティーに招待される抽選に応募することになる(寄付金は3ドル以上を推奨)。パーティーにはオバマ大統領とミシェル夫人も出席する予定だ。この手法はロサンゼルスでもかなりの成果をあげており、最近ではジョージ・クルーニーが1,500万ドル(約11億7,500万円)もの寄付金を集めたことが大きな話題を集めたばかりだ。

また、以下はサラ・ジェシカがキャンペーンへの協力を求めた電子メールの一部で、今回のパーティーのホストを務める理由を明かしている。

「1人の女性や母親、そして企業家/起業家として、私たちの国アメリカが誰にとっても成功のチャンスを持つ場所だと信じたいのです。今年11月の大統領選挙では、私たちがこれからも前進し続けられるのか、それとも、私たちのように税の優遇措置が必要でない人々(=裕福な層)がさらに恩恵を受ける一方で、オハイオ州にいる私の中流階級の家族のような人々に負担がのしかかる政策に戻ってしまうのかが決まるのです」

莫大な資金を集めたジョージ・クルーニー