5月16日に開幕した第65回カンヌ国際映画祭。アカデミー賞授賞式に引き続き、サシャ・バロン・コーエンがひと波乱起こしたようだが、ここで映画祭についての10の事柄をご紹介したい。

【カンヌ国際映画祭に関する10の事柄】
1.カンヌは非常に歴史のある都市で、約2200年前にさかのぼるともいわれる

2.フランス南西部の有名リゾート地、ビアリッツ(Biarritz)もまた、カンヌと並び映画祭の最終候補地の1つだった

3.会場周辺の景観を向上させる目的で、2011年には2万本以上の木が新たに植えられた

4.会期中、カンヌのホテルで出されるアントレ(コース料理の一部)の平均価格は、2011年で45ドル(約3,600円)だった

5.1948年と1950年は、予算不足で開催が見送られている

6.当初は1939年の開催を予定していたが、第二次世界大戦のため延期に。結局、第1回が開かれたのはそれから7年後の1946年のことだった

7.ヴェネツィア国際映画祭に対抗(?)すべく、1939年に開催するという構想があった

8.2011年には4,000人近くもの報道陣が集まり、世界でもメディアが数多く集まるイベントとして知られる

9.会期中はカンヌ市の人口が、普段の8万人から20万人にふくれあがる

10.レッドカーペットは会期中、1日に3回取り替えられる

<カンヌ国際映画祭に関する10の事柄(映像)>