制作は中止と発表されながらも、やはり『セックス・アンド・ザ・シティ(以下SATC)』の話題となると注目してしまうもの。1998年にスタートし、独身女性4人の生活を描いた大ヒットした本ドラマシリーズは日本でも大ヒット。2010年には、映画版第2弾が公開されるも、それ以降オリジナルキャストでの続編について、ときに他のキャストがその可能性についてささやくこともあるものの、話は立ち消えた状態に。

<E! News>の取材で、メインキャラクターの1人でサマンサ・ジョーンズ役を演じたキム・キャトラル(62)の本人が、その意向を明かした。SATCの映画版第3弾についてどのように感じているか…?

この番組自体が、その時代の思想の流れとなって、多くの女性たちを近づけ合いまとめたと思うし、それは私にとって最も誇りに思うこと。
私の人生のこの時点で、したいことは、生き生きと勇気をもって何かを演じること。…ただ、これまでとは全く違った方法でね!

どうやら“全く違った方法”というのは、“サマンサとは別の役”という意味のよう。

これまでに、サラ・ジェシカ・パーカーとの不仲や、2017年にはキムの要求が多すぎるために実現しないとも噂されてきたが、2016年頃から第3弾への出演を断り続けてきたと主張しているキム。

劇中で、恋も仕事も全力で挑んできた人生経験豊富なサマンサは、数々の名言を残し、世界中の女性たちを大胆に前向きに、勇気づけてきた存在なだけに、実写化される際には、やっぱりキムのサマンサが見たいというもの。望みは薄いものの、実現を願わずにいられない…。