これを目的に訪れる人も多いという「エビとトマトの両面かた焼きそば」(1620円)

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自由が丘駅から徒歩1分。2018年4月1日にオープンした「中華料理 帆 自由が丘店」は、馬喰町の人気店「中華料理 帆」の2店舗目のお店。「餃子コース」(4860円)では、北京ダック餃子やくるみの餃子など、餃子マニアも唸る個性派餃子が楽しめるが、スタンダードな「焼き餃子」(626円)もぜひ味わっておきたい逸品だ。

【写真を見る】トマトを崩しながら両面焼きそばとあんかけに絡めて味わう。焼きそばにはラーメンの麺を使っているため喉越しもいい

■ シンプルな焼き餃子はオーダー必須!

コースの変わり種餃子からは一転、「焼き餃子」の見た目はとてもシンプル。だが1つの餃子には、店主・許建明(キョ ケンミン)さんのこだわりが詰まっている。皮は延ばすときに水ではなく白湯を使うことで、ムチっとした独特の食感を生み出す。餡にはキャベツ、ニラ、長ネギ、ひき肉、玉ネギ、そしてダシとして入れる中華スープがおいしさの決め手だという。

「お客さんからは小籠包みたいな餃子って呼ばれているんですよ」と店主の許建明(キョ ケンミン)さん。餃子を一口頬張れば、中から旨味が凝縮されたスープがじゅわっとあふれる。

■ トマトが丸ごと乗った新感覚の焼きそば!

餃子と並んでこの店の看板となっているのが「エビとトマトの両面かた焼きそば」(1620円)。カリッと焼いた両面焼きそばの上に茹でたトマトを丸ごとオン。さらに仕上げに粉チーズをふりかけた、許建明さんが生み出した斬新なメニューだ。焼きそばの中からはエビや野菜など具沢山な餡がたっぷり。あんかけ焼きそばにトマトの酸味が加わり、爽やかなおいしさだ。この味にハマり通い詰めるリピーターも多いとか。他では味わえない新感覚焼きそば、餃子とあわせてお試しを!(東京ウォーカー・取材・文=秋山ももこ(mogShore)、撮影=榊原亮佑、齋藤ジン)