「母智丘公園」の桜

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今年の桜は記録的早さで開花し、九州でも平年より1週間ほど早く見頃を迎えた。九州ウォーカー編集部が各地の名所を満開時に取材・撮影した桜アーカイブ。今回は宮崎編をどうぞ。

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■ 母智丘(もちお)公園

南九州の桜名所のなかでも屈指の来場者数。約2kmに及ぶ桜並木の下に縁日屋台がズラリ。取材で訪れた満開の週末は、芝生スペースや奥の遊具広場にも所せましと花見客のシートが敷かれるなど大にぎわいだった。

ゆっくりと楽しみたい人は、290段の石段をのぼり、頂上の神社まで行くのがオススメ。散策路沿いにも桜が咲き、ピンク色のラインを見下ろす絶景が楽しめる。

[母智丘公園]宮崎県都城市横市町6633 / 車=宮崎自動車道都城ICより約30分

■ 垂水公園

公園へのアプローチにも見事な桜並木。小高い山頂にある公園で、遊歩道を上りながら、斜面を彩る桜、広場の桜が観賞でき、さらに奥にもソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラが咲く。ぼんぼりと公園の街灯に照らされる夜桜もあり。

[垂水公園]宮崎県宮崎市瓜生野下畑5719 / 車=東九州自動車道宮崎西ICより約20分

■ 牧場(まきば)の桜

小林ICからも近い、約1000本のソメイヨシノによる桜並木。車で桜のトンネルを走れるほか、遊歩道を散策しながら草原の緑に映える桜を楽しむことができる。2018年春は、新燃岳の影響で恒例の「まきばの桜まつり」は中止になったが、ぼんぼりのライトアップは実施した。

[牧場の桜]宮崎県小林市細野 / 車=宮崎自動車道小林ICより約15分

【取材・文=上村敏行、撮影=酒井修平】(九州ウォーカー・上村敏行)