時代背景は大正から昭和初期、"レトロ感"溢れる夏祭り

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乃木神社恒例の夏祭りが、今年も第1土曜日の8月5日(土)に開催される。赤坂・六本木の至近距離にありながら静かな杜が佇む乃木神社の境内が、この日ばかりは賑やかなお祭りの会場となる。

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■ 時代背景は大正から昭和初期、"レトロ感"溢れる夏祭り

神社本殿では作年に引き続き大蔵流の狂言師・大倉彌太郎社中による奉納狂言を開催(15:30〜、18:00〜)。敷居が高いと思われがちな狂言だが、実は室町時代から伝わる日本一古いコント(喜劇)。入場無料(要整理券)なので、狂言を初めての方は、この機会に鑑賞してみてほしい。

又、ハーバリウム教室(予約制/15:00、16:30、18:00/1,000円)、浴衣着付け教室や手作りうちわ、風鈴の絵付け等のワークショップも開催(15:00〜19:00)。境内では、かき氷、駄菓子、ヨーヨー釣りといった懐かしの屋台が軒を連ね、一の鳥居では古民具骨董市も開かれている。1970年代半ばから始まった歴史ある骨董市で、この日は大正・昭和初期の時代の古民具を中心に出展予定。

神社併設の乃木會館では、ソフト麺スパゲッティ、ライスカレー、カツレツ、ロールキャベツからカスタード・プリン、ババロアといった昭和の香り漂う洋食メニューや、彩り鮮やかな豪華料理が揃うビュッフェ・スタイルのレストラン"ARATAMA食堂"も開催される(予約制/15:30〜17:30、18:00〜20:00/大人3,500円、6〜10歳1,500円)。

境内に一歩踏み入れた途端、そこには古き良き時代のゆったりとした時間が流れ、人と人の触れ合いが暖かく心を包んでくれる夏の名物イベント。親子や夫婦、カップルで一日中楽しめる乃木神社の夏祭りに是非、足を運んでみて。【ウォーカープラス編集部/オオツカナナ】