21日(火)、気象庁が東京の桜の開花を発表!

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21日(火)、気象庁は靖国神社にある標準木の桜が開花したと発表。昨年と同日で平年より5日早く、全国では最も早い開花となった。

【写真を見る】20日の発表では、東京の見頃は3月31日(金)から4月7日(金)、満開になるのは4月1日(土)だったが…続報を待とう

■ 21日(火)、東京で桜が開花

ウェザーマップによると19日、20日、都内ではかなり気温が上がった為、つぼみの成長が進んだとのこと。東京の標本木には成長の早い枝があり、20日午後の時点で3輪咲いていたという。21日(火)は気温が上がらない為当初、開花の発表(5輪以上の開花)は22日以降と見込んでいたが、本日午前10時頃気象庁の職員より開花が発表された。

■ 関西、北陸、東海では平年より遅い開花となる見込み

日本海側を除いて暖冬傾向となっているため、桜の花芽は休眠からやや目覚めにくい状態になっているという。1月末から2月上旬にかけて一時的に気温が上がったものの、以降は太平洋側を中心に低めとなっていた事、また21日(火)以降は再び気温の上がらない日が続く事を踏まえると、開花が4月にずれこむスポットも多いという。

■ 九州の桜は、福岡周辺を除いて大幅に遅くなる可能性大

昨年に引き続き、大幅な暖冬となった為、桜の花芽は休眠から目覚めにくい状態。暖冬による開花の遅れは、平年の気温が高い地域ほど大きくなる為、九州では福岡周辺を除いて平年より遅くなる見込みだ。

■ 東北は平年並みからやや遅め、北海道はほぼ平年並み

東北南部では晩秋の冷え込みの影響もあり、休眠打破はほぼ平年並みとのこと。北部では、休眠打破はほとんど冬の気温の影響を受けないが、2月の気温はやや高めで推移、3月はやや低めとなる可能性がある為、開花は平年並みからやや遅めになるという。

また、北海道も今年は暖冬だったというが、それでも休眠打破には十分な寒さとなるため、影響はなくほぼ平年並みの開花になるとウェザーマップでは予想している。【ウォーカープラス編集部】