映画『疾風ロンド』東野圭吾原作の人気小説を映画化、主演は阿部寛

写真拡大

東野圭吾原作の人気小説を映画化『疾風ロンド』が、2016年11月26日(土)より、全国で公開される。

主演・阿部寛が演じる本作の主人公は”何だかちょっと頼りなく、とにかくツイてない”研究員・栗林和幸。大学の医科学研究所に勤めるも、仕事はいま一つ、さらに家庭でも思春期の息子とのギクシャクした関係に悩んでいた。

ストーリーは、そんな栗林がなぜか超危険生物兵器の行方を、僅かな手がかりで探し出さなければならないという使命を背負わされ急展開していく。彼を支える救世主として、野沢温泉スキー場で働くパトロール隊員・根津を関ジャニ∞の大倉忠義が担当。また、スノーボード選手の千晶を元AKB48のメンバー大島優子が演じる。

監督は「サラリーマン NEO」「あまちゃん」を手がけた吉田照幸が担当。さらに、主題歌は、「ロックでギターリフがカッコいい曲を書く、日本で一番心に残るメロディを歌う人」という監督たっての希望により、B'zが抜擢された。本作のために特別に書き下ろされた新曲「フキアレナサイ」が披露される。

また、東野圭吾は、本作に関して次のようにコメントを残している。「主⼈公の栗林和幸は、決して無能な⼈間ではありません。むしろ優秀で、状況によってはヒーローになれる⼈材でしょう。しかしそんな⼈間でも、ひとたび⻭⾞が狂いだすと、やることなすことのすべてが喜劇になってしまうことを、阿部寛さんは⾒事に表現してくださいました。その喜劇を際⽴たせる周りの役者さんたちの演技も素晴らしく、ノンストップの雪上アクションと共に存分に楽しませていただきました。」。

【ストーリー】
大学の研究所施設から、違法生物兵器「K-55」が盗まれた。研究所所長の下に届く犯人からの脅迫メール。「人質は全国民。身代金の3億円を用意しろ」警察には頼めない、しかも残された時間は4日間。そんな窮地に白羽の矢がたったのは、何故だか、しがない主任研究員。秘密裏に生物兵器を捜す命を受けるも、全く手掛かりがない。そんな中、一本の電話が。≪犯人死亡!≫まさかの事態に呆然とする一方で、刻々と迫りくる大惨事へのタイムリミット。生物兵器の行方も完全に不明になったと、途方に暮れていたその時、犯人の遺品から僅かな手がかりを掴むのだった。そこから浮かび上がったヒントは「日本最大級のスキー場」。スキー初心者、何だかちょっと頼りない中年男・栗林和幸が今、日本の未来を担う!?

【詳細】
『疾風ロンド』
公開日:2016年11月26日(土)全国ロードショー
出演:阿部寛、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明
原作:「疾風ロンド」東野圭吾(実業之日本社)
監督:吉田照幸
脚本:ハセベバクシンオー、吉田照幸
(C)2016「疾風ロンド」製作委員


[写真付きで読む]映画『疾風ロンド』東野圭吾原作の人気小説を映画化、主演は阿部寛

外部サイト

  • 映画「トリガール!」主演・土屋太鳳、監督・ヒロイン失格の英勉 - 空飛ぶ青春ラブコメ
  • 映画『美しい星』三島由紀夫の異色SFが原作 - リリー・フランキー×吉田大八、平凡な家族が宇宙人に
  • 映画『たかが世界の終わり』グザヴィエ・ドラン最新作 - ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ出演