堅実女子にとっては必需品ともいえるアイテム、手帳。そろそろ来年の手帳をチェックしたいシーズンですね。近年、手帳に日記をつけて思い出を残す習慣のことを「ライフログ」と呼びます。ゼブラ株式会社が実施したアンケート調査から、手帳に日記をつける理由を探っていきましょう。

その日の出来事や気持ちを残しておきたい!

ここ数年、手帳に日記をつける人が増え、1日1ページタイプの手帳など、たくさん書けるタイプの手帳や趣味別に作られた手帳が人気を集めています。同調査では、手帳に日記を書く習慣がある20〜30代女性100名を対象にアンケートを実施。

まず、ライフログ手帳に何を書いているのか聞いたところ、「仕事」「趣味」「家族」のことを書いている人が多数。

あなたはライフログ手帳でどんなことを書いていますか?
1位:仕事で起きた出来事(62.0%)
2位:映画やグルメなど趣味の記録(58.0%)
3位:家族ですごした思い出(49.0%)
4位:ダイエットなど目標に対する記録(24.0%)
5位:その他(9.0%)

「1日に1個よかったことを手帳に書くと前向きな気持ちになって、モチベーションアップにつながる」
「つらいときに、自分が過去に落ち込み立ち直ったことを読み返して前向きな気持ちになる」
「去年の誕生日プレゼントとかぶらないように」
「子どもの成長を記録して、あとから子供に読んでほしい」
など、手書きでその日の細かい記録や感情を残したいという気持ちがあることがわかりました。

ライフログ手帳は、その日の出来事や気持ちを残しておきたいから書くという人が多数。

記録の目的によって筆記具も使い分けている!?

では、毎日の思い出を書き記すライフログと、スケジュール管理をするとき、筆記具は使い分けているのでしょうか。回答をみてみると、62.8%の人が使い分けていると答えています。スケジュール管理をするときは変更が多く、消えるインクのボールペンが便利ですが、ライフログでは自由な表現をするためにカラフルなインク色、たくさん書いても手が疲れない書きやすいインクのボールペンが望まれているようですね。

お気に入りの筆記具を見つけると、記録がもっと楽しくなりそう!

SNSでのシェアは少数派、文字やイラストをかわいく書けるかがカギ!?

SNSなどで、手帳ページをシェアしているのを見たことはありませんか? 同調査では、書いた手帳をSNSでシェアしている人は、全体では約20%とまだまだ少数派ですが、そのうちの半数が毎日欠かさずシェアしているようです。
「ブログに掲載して、たくさんコメントをもらえた」
「後輩も影響を受けてライフログ手帳をつけ始めた」
など、実際に周りの人たちに影響を与えていることがうかがえます。

一方で、大部分の人は「かわいい文字やイラストがうまく書けない」という悩みを持っていることがわかり、他の人とシェアするには、仕上がりに自信があるかどうかがカギのようです。インスタグラムなどでは「#ライフログ」「#ほぼ日手帳」などのハッシュタグで検索をかけると、さまざまな人の手帳ページを閲覧することができます。オリジナリティーのある記録を残したいけれど、どう書いたらいいのか……とお悩みの人は、SNSで公開されている「ライフログ」から、刺激や発見を得てみては?

【参考】※ ゼブラ株式会社