看板メニューのライスコロッケ、「アランチーニ」(650円)。コットハムなどが入った「肉」の他、紅サツマイモや紫サツマイモを使用した「野菜」がラインアップ

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イギリス・ロンドンで人気を博すデリカフェ「FRANZE & EVANS LONDON(フランツ アンド エヴァンス ロンドン)」の日本第1号店が1月22日(金)、東京・表参道にオープンする。開店に先立ち行われたメディア向け試食会では、見た目にも美しく、ヘルシーなメニューの数々がひと足早くお披露目された。

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■ ロンドンと変わらぬ味を提供

同店が提供するのは、イタリア料理や地中海料理をベースに、“モダンブリティッシュ”としてアレンジを加えた料理。店内のショーケースには、旬の野菜をふんだんに盛り込み、味、見た目共にこだわり抜いたデリが並ぶ。広報担当者によると、塩味などの味付けは多少日本人向けにしているものの、ほぼ本国と変わらないレシピで作られているという。

看板メニューは「アランチーニ」(650円)と呼ばれるライスコロッケ。「肉」と「野菜」2種類が用意されている。試食会では、コットハムやワケギ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レッジャーノが入った「アランチーニ(肉)」を味わってみたが、この日試食したメニューの中で、1、2を争うおいしさだった。

チーズの濃厚なコクに、その他の素材が絶妙なアクセントを加えるライスコロッケは、やみつきになること必至!コシヒカリを使用しているというライスは、モッチリとした食感だ。ワインのお供にも最適だと感じた。

■ 素材を生かした絶品デリ

「アランチーニ」以外にも数品試食してみたが、シャキシャキした歯ごたえと程よい塩加減が秀逸な「ケールと4種類の豆のサラダ」(550円)や、酸味が効いていてさっぱりと食べられる「サフランチキンライスサラダ」(550円)など、どれも日本人の舌に合うメニューばかり。

イギリス料理にマイナスのイメージを抱いている人は、そのおいしさに驚くかもしれない。広報担当者は、「素材の味を引き出す調理法にこだわっています」とアピールしていた。

デザートも充実しており、ズッキーニを生地に混ぜ込んだ「レモンコジェットケーキ」(700円)など、野菜を用いた一品も。野菜臭さはまったく感じられず、レモンの爽やかな酸味が際立っていた。

通常、店頭に並ぶデリとスイーツは約13種類を取りそろえ、季節ごとに異なるメニューが登場する。時間帯に合わせたセットメニューも魅力的だ。ランチセットメニューは、デリ3種類と本日のスープ、ドリンクが付く「Aセット」(1380円)と、ホットディッシュ1種類とデリ2種類、本日のスープ、ドリンクが付く「Bセット」(1580円)から選べる。

クリエイティブディレクターのニコラ、シェフのコニー、パティシエのテレーザが生み出す料理は、五感に働きかける新感覚の味わい。トレンドの発信地、ロンドンからやってきた“ヘルシーデリ&スイーツ”をぜひお試しあれ!【東京ウォーカー】