すっきり味のスープで煮込んだ丸ごとタマネギがゴロッと入った「まるごとたまねぎカレー」(900円)が限定復活

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すっかり秋らしくなり、各地でビールのイベントが開かれるなか、東京・葛飾区のスパイス料理店「カレーと麦酒 まわり道」では、10月限定で「プチ・オクトーバーフェスト」と題したイベントを開催している。

【写真を見る】カレー色の外観が目印。JR金町駅から徒歩約7分。水元公園へのアクセスも良好

同店では、都内の名店で修行したシェフ・小林京平さんのカレーと、樽生のクラフトビールを楽しめるのが特徴。2月のオープン以来、ビールと合わせて、スパイスの効いた本格カレーをおつまみやシメとして楽しむスタイルで人気となっている。

イベントの内容は、10月中の18時〜19時にカレーライスを注文すると、クラフトビール(Mサイズ)が原価で飲めるというもの。同店一押しの八ヶ岳地ビールタッチダウンのデュンケルが、通常730円のところ500円と、かなりお得。

店主の小林裕紀乃さんによると「デュンケルは、ほどよい苦味とコクがあるのに、後味はすっきりしている下面発酵タイプ。八ヶ岳のおいしい水を生かした味わいは、塩分や油分を極力控えめにしてある当店のカレーと相性抜群です。また、富士桜高原麦酒(山梨)のラオホや、南信州ビール(長野)のブルーベリーホップなども提供する予定なので、飲み比べもお楽しみいただけます」とのこと。

■ 幻のカレーが土日限定で復活

イベントのもう一つの目玉が「まるごとたまねぎカレー」(900円)の復活。オープン時に大人気となったが、大量に仕込むことが難しいため、現在は提供していない幻のメニューを、10月の土日のみ5食限定で提供する。

「丸ごとスープで煮込んだタマネギと、揚げたてのフライドオニオンをトッピングしたカレーです。煮込みタマネギの甘味、フライドオニオンの香ばしさの後に、スパイスの心地よい刺激がじわじわ追いかけてくるのでビールに合う。注文した方には、終日クラフトビール(Mサイズ)を原価で提供します。限定メニューの他にも、スープカレーや週替りカレーも用意しているので、ビールと共に楽しんで欲しいですね」と小林さん。

都内有数のおでかけスポットの水元公園にも近い「カレーと麦酒 まわり道」。散歩帰りに立ち寄って、“こだわりカレー”と“個性派ビール”との一期一会を楽しんではいかがだろうか。【東京ウォーカー/取材・文=杉山元洋】