食べなきゃ痩せる…ってワケじゃない!「断食・ファスティング」の注意点って?

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俳優の榎木孝明さんが“不食生活”を1ヶ月近く行い、話題になりましたね。

健康に対して意識が高まり、“断食”や“ファスティング”に興味がわいてきたという人も多いのでは?

今となっては、すっかりデトックス習慣として定着しつつある断食やファスティングですが、正しい手順を踏まないと、かえって体調が悪くなる場合もあるとか……。

そこで今回は、株式会社ドクターシーラボが実施した「新健康法についての調査」をもとに、断食を行うときに注意すべきポイントについてお伝えいたします。

 

 

■5人に1人が経験者!

株式会社ドクターシーラボが実施した「新健康法についての調査によると、約5人に1人がすで断食・ファスティングを経験したことがあると判明。どちらとも経験したことがない人の中でも、「興味はある」と答えた人は4人に1人にのぼり、大半の女性が断食やファスティングに対して高い意識をもっていることが判明しました。

一方、同調査では“効果”についても質問をしています。断食・ファスティングに取り組んでみて効果が得られたという人は全体の5割以上と高い割合になっていますが「肌が荒れた」「思ったよりも痩せられなかった」と答える女性もちらほらと。

断食やファスティングは体質との相性もあり、間違った方法で続けてしまうと、かえって体に負担をかけることになります。もしかしたら、あなた自身も誤った方法で行っているかもしれませんよ。

 

■意外と見落としている“断食の注意点”って?

(1) 運動するのはNG

断食やファスティングを行っている期間は身体機能が6〜7割低下するともいわれています。一生懸命痩せようとして、断食中にも関わらず運動に取り組む人がいますがこれはNG。

どうしても体を動かしたいのであれば、軽くウォーキングをする程度にしておきましょう。

(2) 水分をこまめにとる

断食=何も食べないとイメージする人もいるかもしれませんね。しかし、断食はあくまでも“食を断つ”だけであって、水分まで控えるのはNG。脱水症状を起こす危険性があります。

夏場ってただでさえ汗をかきやすい季節なので、断食やファスティング中であっても水分は必ず摂るようにしましょう。食べ物から水分を補給できない分、しっかりと飲み物を飲んで水分をとっておかないと、すぐに夏バテしてしまいますよ!

 

いかがでしたか?

断食やファスティングをしたからといって、絶対に痩せる、絶対に肌がツヤツヤになるというわけではありません。一生懸命取り組んでも体の状態があまりよくならないなら、運動量を増やしたり、食材に気をつけるなど、別のダイエット方法も検討してみてくださいね!

(ライター:山口 恵理香)

 

【参考】

※ 新健康法についての調査 - 株式会社ドクターシーラボ