不倫は損か?得か?

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携帯やスマホの普及も背景にあるのでしょうか。なんと、不倫をしたことがあるという女性は、約40%というデータがあります。

不倫は、「婚外恋愛」「究極の恋愛」などと言う人もいるけれど、結局は既婚者との恋愛。他人様のものをお借りしていること。そんな不倫は女性にとってお得?それとも損?賃貸対照表に当てはめて、ここはちょっと客観的に、冷静に、考えてみましょう。

■不倫は損か得か

まずは、賃貸対照表の「負債」の部分。つまり「損」になるものを見てみましょう。

「損」と言って真っ先に思い浮かぶのは「慰謝料」ですよね。男性はバレていないつもりでも、女性の勘は鋭いもの。携帯チェックをはじめ、カマをかけたり時には探偵を使ったりして、不貞行為を問い詰めます。そして、旦那だけではなく相手の女性にも責任を取ってもらおう!と思うのが一般的な奥様の心理。

法律的にも奥様が不倫相手に損害賠償を請求することは認められています。その金額は平均約200万円!時には数百万円になることも。これは大きな大きな「損」ですね。

その他、相手が離婚したとしても、養育費の支払いが続く場合もあります。養育費は子供が成人するまで毎月支払うケースが多いので、これも「長期負債」になりそうです。

そして、やっぱり最も大きな「損」は、「精神的なダメージ」ではないでしょうか。連絡を待つだけの日々、人目を避けたデート、さらに大切な時期を不倫に費やし、結婚適齢期や出産適齢期を逃してしまうということは、取り返しのつかない「大損」と言えるでしょう。

こうして見てみると、「不倫は損」に感じますが、「そんなことはない!不倫はお得よ。」という声も聞こえてきます。友達とは行けないようなお店での食事、豪華なホテルでの密会など、リッチな気分を味わえることは多いでしょう。

洋服やアクセサリーを買ってもらったり、お小遣いをもらったり、そんな愛人色の強い不倫は、確かにお得かもしれません。

精神的にも、結婚を望まないからこそ純粋に愛し合えたり、秘密の共有やスリル感など、非日常的な満足感が得られるのも不倫のメリットと言えるかもしれませんね。

■損と得のバランス
結局、不倫は損でもあり、お得でもあり(笑)。でもやっぱり一般的には「損」なことの方が大きいもの。だから、それを補うだけの「お得感」があるか、現在不倫進行形の方は考えてみてくださいね。「愛はお金じゃない!損得じゃない!」と言い切れれば、それはきっとお得な不倫。

大きな幸せ資産でしょう。そう言い切れない方は、潔く身を引くことも、あなたにとっての「お得」です。