母は過干渉、父は無力。勉強を強要され、それ以外の選択肢は許されなかった子ども時代


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同じ物語が別の視点から語られたとき、もう1つの恐ろしい真実が浮かび上がる--。

一人息子の春樹を「生まれつきの天才」と信じ、幼い頃から教育に力を注いできた母親。友達と遊ぶより勉強を優先させ、有名中高一貫校から超有名私立大学へ。自分の選択は春樹の将来のためだと信じ、頭がよくて優しい自慢の息子の成長を何より誇らしく思っていました。

ところが、そんな母親との日々を春樹の視点からたどってみると、“最高の息子”を育ててきたはずの日々はまったく違った姿を見せて…。

SNSで「対比にゾクッとした」「視点が変わるだけで何もかもが変わる」と話題になったエピソードをはじめ、自分と他人の間に生まれる「認識のズレ」を描いた物語をお送りします。

何が事実で、何が正解なのか。読めばきっと、誰かと語り合いたくなるはずです。

※本記事は理系女ちゃん著の書籍『あなたの正義 わたしの絶望』から一部抜粋・編集しました。

早く、この家を出ていきたい


物心ついた時から


父はいつもいなかった


勉強しか知らない僕と


そんなことより勉強しなさい


都合のいい人形


ヒステリーを起こす母


二人の仲は崩壊していた


力になれなくてごめん


著=理系女ちゃん/『あなたの正義 わたしの絶望 ~その「主観」が毒になる時~』