苦渋の決断


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小学5年生の春、父親の不倫が原因で両親が離婚。朋は妹の真由、そして母親との新たな生活を期待しましたが、連れて行かれた先は伯母の家でした。母親は「この子たちをよろしくお願いします」と言い残して立ち去り、姉妹は自分たちが捨てられた現実を知ります。

自分たちを置き去りにした両親を嫌いになりきれない葛藤、次々と襲いかかる理不尽な出来事--。厳しい現実に直面しながらも、互いに支え合い、過酷な運命を懸命に生き抜いてきた姉妹の物語をお送りします。

※本記事はひらたともみ著の書籍『親に捨てられた私と妹 不器用な人』から一部抜粋・編集しました。

死んだじいちゃんが建てた家


「屋敷」と呼ぶ


とても辛そうで


決して楽ではないだろう


何してんの?


なつかし~


狭いけどさ


負担になりたくないんだ…


強引に頼んだ


行かない…


私こそゴメン!


離ればなれになる


おい!


施設に行くことになった


この町には来ない


お母さん探しなよ!


生きてるよお母さん!


そんなの無理!!


オレとは天と地の差だ…


じゃあな!


著=ひらたともみ/『親に捨てられた私と妹 不器用な人』