“国民の元カレ”31歳アイドルの印象が一変! 最新作で見せた、キャッチーだけではない“もう一つの顔”
加入後、寺西にはこんな呼び名が定着した。「国民の元カレ」。このキャッチーな語感に寺西の魅力が全て集約されている。毎週木曜よる10時から放送されている『ラストノート』(フジテレビ系)は、まさに「国民の元カレ」感が極まる主演ドラマだ。
◆光沢感があるシルバー色の容器ボトル
まつ毛に潤いを与える、ラッシュアディクトの美容液のTVCM「続ける人は、美しい。」篇が、2026年5月から放送されている。アンバサダーとして起用されたのは、timeleszのメンバーである寺西拓人だ。
水面の上に浮かぶ月に寝そべる寺西が、何ともシルキーな表情と声色で美容液の質感を伝える。そして、美容液が入ったシルバー色の容器ボトルを、優しいタッチの指先で包む。偶然にも、放送中の主演ドラマ『ラストノート』の初登場場面でも、同じような色と光沢感がある容器ボトルを手にしている。
本作第1話冒頭、香料メーカーに勤務する主人公・一瀬葵(内田有紀)が、通勤中の駅のコンコースで慌てて走りだす。その瞬間、彼女はカバンから香水を持ち運ぶ容器ボトル(アトマイザー)を落としてしまう。
ちょうど後ろにいた樋口澄晴(寺西拓人)の足元まで転がり、このシルバー色の容器ボトルを拾うという発端場面が描かれる。
◆TVCM的映像からゆるやかに変化する過程
澄晴がアトマイザーを拾う様子を、カメラは背後に回り込みながら捉えていた。(カメラが)ぐるり一周したところで、澄晴が手元にサッと視線を落とし、アトマイザーを見つめる。そしてまた視線を上げ、葵が走っていった方をじっと見つめる。
カメラワークに合わせた、この流れるような視線移動。シルバー色の容器ボトルが不思議と一致していることもあいまって、これがTVで放送されるドラマ仕立てのCM映像であっても全然おかしくはないように思う。
冒頭場面はあくまでキャッチーに描写する。その上で主演俳優の演技をじっくり見せていく。本作にはそんな意図があるように思う。第1話冒頭から第3話終盤にかけて、TVCM的映像からゆるやかに変化する過程に、視聴者は不思議と引き込まれていくからだ。

