平野紫耀と中島健人、なぜ「2人のプリンス」は真逆の道を選んだ? “脱王子と進化系王子”の世界戦略
なぜあの美しいバディだった「2人のプリンス」は、こんなにも真逆の方向性で海外挑戦することになったのでしょうか。
◆自発的な王子か、求められた王子か
一方中島さんはSexy Zone(現timelesz)として、バラを持ったり「セクシーサンキュー」という決め台詞を生み出すなど、ビジュアルだけでなくキャラとしても王子様然としていました。
平野さんは本人が率先して王子様らしくしていたというより、スター性が突出しているため、ファンや周囲から王子様のように扱われていた印象です。中島さんは、アイドルとして自覚的に王子のように振る舞い、徹底的に「王子様・中島健人」のイメージを構築してきました。
『未満警察』は韓国映画のリメイク作品でもあり、2人は当初から世界を見据えていたはず。その後それぞれグループから脱退。これ以降、「2人のプリンス」は全く異なるアプローチで海外を目指すことになります。これには周囲の期待に応えていた王子様だったのか、自発的な王子様だったのかが深く影響していると思います。
◆「脱・王子様」を目指した平野
平野さんの海外挑戦は「脱・王子様」を加速させることから始まりました。キンプリからの脱退だけでなく、旧事務所も退所。その際には、夢だった海外挑戦について「もう遅い」とコメントしていました。
しかしTOBEに合流し、元キンプリの神宮寺勇太さん、岸優太さんと共にNumber_iとして自身の夢を再構築。脱退により厳しい言葉を浴びせられることもありましたが、旧事務所では叶えられなかった夢へと突き進みます。
◆がむしゃらに突き進み、本格アーティスト路線へ
Number_iでは、キンプリ時代の『シンデレラガール』のような王道アイドルポップとは大きく異なり、海外に馴染みやすいヒップホップやR&Bをベースにしたサウンドとラップ、ダンスを前面に出しました。
デビュー曲の『GOAT』に代表されるように、攻撃的なビート、ラップ、メンバーの低音を生かした楽曲は、どれも王子様からはかけ離れています。

