刺青に小指なし…法務省×『ラヴ上等』コラボポスターが大炎上。反射的に「悪」を排除したがる風潮に違和感
原因は8月5日に保護局が公式サイトにアップしたポスターです。刺青が入っていたり、小指がなかったりする出演者が写っていることに批判と疑問の声が相次いでいるのです。
◆MEGUMIが「温かく見守って」と声明を出す事態に
ネット上では「わざわざ刺青を見せびらかしているような人たちを法務省がバックアップする必要はない」とか、「更生は否定しないが真面目に生きている人たちのほうがよほど偉いのにこの扱いは納得がいかない」とかの意見に多くの共感が集まっていました。
激しい議論になることは織り込み済みだったことがうかがえます。
また、この件とは別に、出演者に対する否定的なコメントが多発していることに、番組プロデューサーのMEGUMIが声明を発表する事態にも発展しています。
「彼らは、過去も今もすべてをさらけ出し、覚悟を持ってこの番組に参加してくれました。そんな彼らに対して、傷つけるような言葉を投げかけることは、どうかおやめください。出演者一人ひとりを尊重し、温かく見守っていただけたら嬉しいです」
しかしながら、この発言も火に油を注ぐ結果に。タレントの武井壮は自身のXで、「悪を『描く』のはいい だけど本当の悪を皿に乗せたら世の中の治安や規範の地平が確実に一段下がるんだよ」と激しい口調で否定していました。
ネット上でも、彼女のプロデューサーとしての資質や社会的な常識を疑う声があがり、『ラヴ上等』に向けられた厳しい視線が改めて浮き彫りになりました。
◆出演者が「人に火をつけた」発言で物議
筆者も、基本的には武井壮氏やネット上の批判的な意見に共感します。単純に『ラヴ上等』には思わず眉をひそめてしまう過激な場面が多く、それが出演者の背後にある大事なメッセージを発信するための土台になっているというよりも、わかりやすく刺激的なインパクトを繰り返すことに終始しているからです。
その意味では、やはりアテンション・エコノミーの負の側面を象徴する番組なのだろうと思います。実際に出演者の一人が「(人に)火をつけた」ことがあるかのようなことをほのめかしており、こちらも大きな問題になっています。
