破局が近づいているカップルのLINEは、ラブラブムードとはかけ離れているもの。「付き合っているから」を理由に事務的な連絡はとっても、その中身はギスギスした雰囲気にもなりがちです。元議員であり女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、破局5秒前!とも言える残念すぎるカップルのLINEをピックアップしました。

1:「おはよう」ですらもスルー

出典: 美人百花.com

「この前別れた彼との末期には、とりあえずいつも通り私が『おはよう』とLINEをしても、彼から返ってくることはなかったですね。私も彼に『おはよう』を言いたかったわけではなかったけれど、付き合い始めてからずっと朝の挨拶を送っていたので、やめ時がわからなくて送り続けていました。たまに返信が返ってくることもあったけれど、ひどいときには、前日やそのさらに前の日の『おはよう』が残っていて、履歴が『おはよう』だらけということもありました(爆笑)。普通に考えて、そのときから、もはや終わっていたんだろうなって思います」(30歳女性/金融関係)

挨拶が義務的になってしまうと、ふたりの関係は壊れ始めたサイン。「おはよう」も返さないレベルになれば、すでにコミュニケーションも崩壊しているといえます。

2:謎の喧嘩が勃発

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「元カレと別れる前の2ヶ月は、どうでもいい話からもすぐに喧嘩になっていました。彼が私に言わずに誰かと遊びに行ったと事後報告するだけで私もイライラしていたし、彼も同じように私に怒っていましたね。今思えば、普通に話せば喧嘩にならないで済む話ばかりなのに、なんであのときはいちいちイラついていたのか、自分でも謎です。でも、そういうギスギス期があったから、未練なくさっぱり別れることができたのかなって考えて、まぁよしとします!(笑)」(25歳女性/WEBデザイナー)

ふたりの波長が合わなくなると、些細なことでも苛立ちを感じがちに。未練なく別れるための準備段階と捉えるポジティブさにつなげるのはさすがです!

3:返事がかなり雑

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「この前別れたばかりの彼との末期のLINEは、本当にひどかったです!何を話しても『なるほど』しか返ってこなくて、どれだけ返事が雑なの……って思いました。質問しても『なるほど』って返ってきたときには、もう私たちはダメだな……って悟りましたし(笑)。会話にならないし、お互いに惰性でLINEをしていた感じでした」(28歳女性/製薬会社勤務)

コミュニケーションが雑になれば、ふたりの心は離れてしまうもの。会話が成り立たなくなれば、残念だけれど別れの足音が近づいているサインです。

LINEのやりとりには、ふたりの空気感や温度感があらわれるので、破局が近づいているときには、交際初期には想像もできなかったようなコミュニケーションが増えがちです。「もうダメかも?」と感じたときには、一度ふたりのLINEを見返してみると、今の自分たちの状況を冷静に判断できるかも!

書いたのは

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並木まき。元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。