収入・待遇がよくなった! 経験者に聞いた「転職してよかった理由ランキング」
ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」はこのほど、転職して良かったと思っている500人に「転職してよかった理由」についてアンケート調査を実施し、結果をランキング形式でまとめました。
転職するにあたっては「絶対に成功させたい」「満足できる転職先を探したい」と思いますよね。
では実際に転職を経験して「転職に成功した」「転職してよかった」と感じている人は、どのような点に満足しているのでしょうか。さっそく結果を見てみましょう。
■転職してよかった理由1位は「収入・待遇がよくなった」
転職を考えたことがある人500名に「転職してよかった理由」を聞いたところ、1位は「収入・待遇がよくなった(138人)」でした。
2位「労働条件が改善された(131人)」、3位「人間関係・雰囲気がよくなった(95人)」、4位「仕事内容が合っている(59人)」と続きます。
仕事内容そのものよりも「収入」や「職場環境」「労働条件」で満足している人が多くなっています。裏を返せば、収入や労働条件が不満で転職した人が多いのでしょう。
■転職するうえで不安だったことは「人間関係・雰囲気がよいか」
転職を考えたことがある人500名に「転職するうえで不安だったこと」を聞いたところ、ダントツの1位は「職場に馴染めるか(230人)」でした。
2位「新しい仕事に対応できるか(106人)」、3位「スムーズに転職先が見つかるか(94人)」、4位「収入・待遇がよいか(54人)」と続きます。
「職場の雰囲気や人間関係」は求人票などではつかみにくく、働きだしてみないと馴染めるかわからないので、不安に感じる人が多いのでしょう。
また転職活動そのものよりも、転職後の働き方や職場環境について不安を感じている人が多いのも特徴です。
■転職を考え始めてから転職先が決まるまでの期間は「半年以内」が82.0%
「転職を考え始めてから転職先が決まるまでの期間」を聞いたところ、半年以内に転職先を決めた人が全体の82.0%を占めています。
より細かく見ると、1〜3カ月で転職先を決めた人が最も多くなりました。平均値では5.6カ月です。「意外と短いな」と感じた人も多いのではないでしょうか。
一方で転職まで1年超かかった人も5%近くいます。転職活動が長引いたケースもあるでしょうし、「担当しているプロジェクトや顧客との契約が終わるまで」など仕事の区切りがいいところまで我慢した人もいるのかもしれません。
ただ「転職したいと思いつつも、辞められずに働き続ける時期」「転職活動する時期」が長くなると、仕事や転職へのモチベーションが下がってしまうことも考えられます。
転職活動を効率的に進めたいのであれば、転職エージェントなどのプロに相談するのも良いかもしれません。
■まとめ
転職してよかったと感じている人を対象に調査を行った結果、転職により「収入アップ」「労働条件の改善」を実現した人が多くなりました。収入や職場環境が転職の満足度に大きく影響しているとわかります。
転職時に不安だった点としては、求人票などではわからない「人間関係」「実際の残業時間」などが挙げられました。人間関係や残業時間は満足度に大きく影響するので、不安はできるだけ払拭しておきたいですよね。
「面接では聞きにくいこと」「個人では情報収集しにくいこと」であれば、転職エージェントやハローワークの担当者を通じて調べる方法もあります。
また、転職エージェントを利用することで効率的な転職活動ができ、短期間で転職先が決まるケースもあります。転職活動そのものへの不安を軽減し、満足できる転職を実現するために、プロにサポートしてもらうのも有効的な手段と言えるかもしれません。
■調査概要
調査対象:転職して良かったと思っている人
調査期間:2022年8月28日〜9月5日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性294人/男性206人)
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/29439
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