うわ、めっちゃリアル……。働く男女500人に聞いた「職場の不満ランキング」
ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」はこのほど、働く男女500人を対象に「職場の不満に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
職場に何らかの不満をもっている人は多いのではないでしょうか。不満が大きくなりすぎると、トラブルや退職につながることもあります。今回のアンケート調査からは、どんな結果が得られたのでしょうか。
■職場の不満1位は「人間関係・雰囲気が悪い」
働く男女500名に「職場への不満」を聞いたところ、1位は「人間関係・雰囲気が悪い(147人)」でした。
2位「収入が少ない(85人)」、3位「労働時間・休日への不満(63人)」、4位「職場の環境・設備が悪い(30人)」と続きます。
「人間関係・雰囲気」と答えた人が最も多く、仕事する上において人間関係が重要なポイントだとわかります。
また「仕事量・内容が不公平」「正当に評価されない」という回答からは、公平・公正な職場を求めている人が多いこともうかがえます。
■不満に対して行動を起こす人は7割以上に
「不満に対して行動を起こしたかどうか」を聞いたところ、7割以上の人が「行動を起こした」と答えています。
一方で3割近くの人が「起こしていない」と回答し、不満に対して何もせず我慢している人も多いとわかりました。
行動を起こさない理由は、「行動しても何も変わらないと諦めている」「入社したばかりなので何もできない」などでした。
■職場に不満があったときは「社内で相談する」が1位
不満に対して行動を起こした365名に「職場に不満があるときにとった行動」を聞いたところ、1位は「社内で相談する(225人)」でした。
2位「自衛策をとる(36人)」、3位「改善策を提案する(17人)」、4位「通報・報告する(15人)」と続きます。「相談」「通報・報告」など、不満を他の人に伝えるケースが多数みられます。
社内で相談した人が圧倒的に多かったのですが、「労働基準監督署に相談(6人)」「労働組合に相談(5人)」など、労働問題の窓口に相談した人も複数いました。
不満の内容や程度によって、相談先は変わってくると思われます。また社内で相談したものの問題が解決せず、次の手段として外部に相談する人もいるでしょう。
退職・転職を選択した人は少数で、まずは会社に残って不満を解消しようと考える人が多いとわかりました。
■まとめ
働く男女500名に聞いたところ、職場への不満は「人間関係」「上司が力不足」など、人に関するものが多くなりました。
不満をもったときの行動としては「相談する」が多かったものの、「相談しても変わらなかった」という体験談も多数。相談するなら「行動力のある上司に頼る」「相手に望む対応を明確にする」などの工夫が必要かもしれません。
■調査概要
調査対象:現在、仕事をしている人
調査期間:2022年8月22日〜27日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性317人/男性183人)
回答者の年代:10代 0.2%/20代 25.4%/30代 42.0%/40代 23.0%/50代 8.2%/60代 1.2%
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/29409
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