【第52回】マイルが失効しなくなる! JALに乗ってPontaポイントを貯めよう!

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筆者は実家が札幌ということもあり、マイルを有効活用しています。毎年、家族分の航空券をマイルで確保していますから、マイルは本当にありがたい存在です。

しかし、旅行だけで飛行機を使う場合は、ツアーや格安航空券の場合が多いですよね。その場合、貯まるマイルはごくわずか。1年に1回程度の旅行では、貯めたマイルは有効活用できません。

せっかく数千マイル貯めても失効する場合が多く、「マイルは貯めるだけ無駄」と考えている人も多いでしょう。

そんな人向けに新しいサービスが開始しました。JAL便の搭乗でマイルが貯まらずに直接Pontaポイントが貯まるサービスが2016年4月から開始します。

これで少数のマイルを無駄にせず、Pontaポイントとして活用できるようになるのです。

どのくらい貯まるの? マイルの積算方法とは?

まず、通常のフライトマイルについて解説しましょう。フライトマイルは次のような式で求められます。

フライトマイル = 区間マイル × 利用運賃のマイル積算率

例えば、東京-札幌間の区間マイルは510マイル。こちらはJALのサイトに掲載されていますので、国内線・国際線のページで確認してください。

次に、利用運賃のマイル積算率についてです。これは、航空券の種類によってパーセンテージが変わってきます。例えば、大人普通運賃の場合は100%。通常は割引運賃で搭乗すると思いますが、先得割引や株主割引、スカイメイトなどは75%、パッケージツアーの場合は50%となります。

したがって、パッケージツアーの場合に獲得できるフライトマイルは510マイル×50%=255マイル(片道)ということになります。

さらに、もし、クレジットカードのJALカードを保有していると、普通カードの場合は、さらに10%のボーナスマイルが貯まるため、別途26マイル(=255マイルの10%)が積算され、合計281マイル獲得できることになります。

国際線の場合は搭乗クラスで変わり、エコノミークラスのチケットでもW / Y / B/ Eは100%、H / K / Mの場合は70%など、チケットの種類に応じて異なるため、意外と確認が難しいです。

Pontaコースはどのくらい貯まるの?

Pontaコースを設定した場合は、今まで説明したフライトマイルが貯まらずに、直接Pontaポイントが貯まるようになります。何のためのフライトマイルの計算だよっ!と思われた方もいるかもしれませんが、Pontaポイントの獲得数はフライトマイルの50%となるため、フライトマイルの計算が必要ということです。

パッケージツアーを利用した時の東京-札幌間のフライトマイルは片道255マイルですので、128 Pontaポイントの獲得、往復で256 Pontaポイントの獲得です。JALカード保有の場合は、281マイルの50%ですから141 Pontaポイントの獲得、往復で282 Pontaポイント獲得できます。

次に、国際線の場合を見てみましょう。東京-ホノルル間(区間マイル=3831マイル)をダイナミックセイバー5(予約クラスE)で航空券を購入すると、区間マイルの50%のマイルを獲得できるため、1916マイルの獲得となり、Pontaコースの場合は958 Pontaポイントの獲得。往復で1916 Pontaポイントの獲得となります。

今まで無駄にしていたJALのマイルがPontaコースにすることで、約2000円分のポイントを獲得できるのですから非常にお得なコースになりますね。

実は、JALのマイルをPontaポイントに交換できるサービスは、実は以前からありました。「3000マイルから」が条件で、3000マイル=1500 Pontaポイントに交換できる特典です。

交換率もマイルの50%と同じですが、パッケージツアーで年に1回程度の東京-札幌間往復場合、3000マイルを貯めるのには約6年かかることになります。マイルの有効期限は3年ですので、Pontaポイントに交換できるマイルまでためられずに失効していた方、多いのではないでしょうか。

ちなみに、Pontaコースの設定はちょっと複雑です。既にJMB×Ponta会員になっている場合は、すぐにPontaコース(2016年4月以降登録が可能)の設定が可能ですが、JMB会員でなかったり、JMB×Ponta会員でない場合は、それぞれ登録していく必要があります。

詳細は公式サイトの会員登録から見てください。必要な登録やその方法が書いてあります。

JALのマイルは使わない! でも、結構飛行機に乗っている...という人は?

最後に、JALのマイルは使い方もわからないし、使ったことがない。でも飛行機はそれなりに乗っているので1万マイルくらいは貯まっている、という人。少ないとは思いますが、この場合はPontaコースに設定するのはやめましょう。

理由は、1万マイルになると、Pontaへのポイント交換レートがアップします。3000マイルの場合は1500 Pontaポイントでしたが、1万マイルの場合は1万Pontaポイントと倍のポイントを獲得できます。

また、3年間で1万マイルまで貯められるような人は、交換先が増えますので、Pontaポイントだけでなく、好きなポイントに交換できるようになるのです。

例えば、モスバーガーを良く利用する場合は、1万マイルをモスカード(1万円相当)に交換できます。

イオンを良く利用する人。通常のJMBカードではなくJMB WAONに切り替えましょう。

JMB WAON保有の場合はWAONに交換すると1万マイル=1万1000円分に交換できます。WAONですから、イオンだけでなくローソンやファミリーマートなどでも使えますので家計の役に立ちます。

ただし、3年間で1万マイルを貯められない人は、Pontaコースが確実におトクですので、登録しておくと良いですよ。

菊地 崇仁ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。