素敵デザインのフラワーベースと季節のお花で、インテリアに春の風を吹き込んで!

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お花見シーズンも真っ盛り。街のお花屋さんにも赤、ピンク、黄色など、春らしい色合いのチューリップ、アネモネなどの花々が並んで、「今日はなにを飾ろうかな?」と考えるのも楽しくなる季節。

せっかくお花を生けるなら、花器にもこだわりたいけれど、バランスがイマイチ難しい…と思っている人もいるのでは? そこで今回は、人気ブランドの新作や、すぐに取り入れやすい一輪挿し、ちょっとユニークなデザインのものと、3つのバリエーションを、春のお花とのコーディネートとともにご紹介。花が咲き乱れる春ならではの“お花のある生活”を楽しんで!◆【Flower arrange1】花器同士の組み合わせも楽しめる、「イッタラ」の新シリーズ“RUUTU(ルーツ)”


「イッタラ」から今月デビューした“RUUTU”は、気鋭のフランス人デザイナー兄弟、ロナン&エルワン・ブルレックが手がけるインテリア業界注目のアイテム。シリーズ名はフィンランド語で正方形、菱形、チェック柄などを意味し、手吹きのガラス製フラワーベースは、熟練の職人しかなしえないその美しい幾何学的な造形美が目を引く。発色のキレイなチューリップやアネモネをダイナミックに飾れば、お部屋の雰囲気も一気に華やぐはず。単体で使うのはもちろん、色違いや形違いを組み合わせれば、さまざまなフラワーアレンジが実現。インテリア空間にも奥行きが出そう。

■左から、“RUUTU”デザート16200円、クリア16200円、クランベリー36720円/以上、イッタラ GINZA

◆【Flower arrange2】それだけでも絵になる、小ぶりだけれど存在感のあるハンドメイドの一輪挿し


2007年にスウェーデン、ストックホルムで設立されたハンドメイドのセラミックブランド「LINDFORM(リンドフォーム)」。日本の文化からもインスピレーションを受けているというその磁器製の花器は、やわらかなフォルムとどこか静けさを感じさせる佇まいで、お花を生けずに飾っておくだけでも十分様になる。シンプルな白はもちろん、点をつなげたようなニュアンスのあるストライプ柄も魅力的! 一輪挿しには繊細なお花を選びがちだけれど、しっかり存在感のある枝ものを生けるのも、また新鮮。コデマリのような、白いお花を咲かせるものなら、花器のホワイトともマッチして大げさになりすぎない。

■「ATHEN S」WHITE、BLUE DOT各3456円/以上、スパイラルマーケット

◆【Flower arrange3】遊び心のあるディスプレイが出来る、試験管をつなげたユニークなベース


何本もの試験管を留め金でつなげたフラワーベース「四月の花器」は、フランスの女性デザイナーユニット、ツェツェの代表作ともいえるアイテム。サイズは小、大、XXLとあるけれど、春の草花を飾るなら、一番小さなサイズがベスト。パンジーやルピナスなどの華奢な草花を、長さをあえて揃えずにランダムに生ければ、動きのあるディスプレイに。アイビーやトケイソウなどのツルものを取り入れるのもおすすめ。留め金は自由に動くから、横長にしてみたり、ジグザグに奥行きをつけてみたり、形を変えてアレンジするのも楽しい。どちらか一番端の試験管を取り外して両端をつなげればサークル型にも!

■「四月の花器」(小)24840円/ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ