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これから卒業式や歓送迎会、入学式などで“記念写真”を撮る機会も多くなる季節。

しかし、集合写真を撮ってみたものの、スマホやデジカメの中で保存しっぱなし、なんてことになっていませんか?

オシャレに撮影すれば、大きく引き延ばして、部屋に飾って置いても、ステキ。

ん……?「そんなにオシャレな写真撮れない」って?

ちょっとしたコツを押さえれば、誰でも簡単に“ちょっとアカ抜けた”写真が撮れるんです。

そこで今回は、元雑誌編集者の筆者が「オシャレな人物写真の撮り方」をご紹介しましょう。

 

■1:「はい、チーズ!」は禁止!

ついやりがちなのが、みんなで集まって、ポーズを決めて「はい、チーズ!」

しかし、これだとみんながカメラを意識してしまって、表情が固くなりがち。その人らしさは、カメラの前のぎこちない作り笑顔では絶対に出ません。雑誌の撮影のときも、雑談をしながら撮影したり、冗談を言って場をなごませながら撮影をするんです。

“カメラを意識させない”、これがいい表情を撮るコツ。

 

■2:あえて「真ん中」から外す

撮りたいものがあると、ついつい対象物を“真ん中”に置いてしまいがち。

しかし、それだと、まるで単調で「ストーリー性」が生まれにくいんです。いわゆる“日の丸構図”と言われるもの。対象物を少しだけ右や左に寄せてみましょう。余白部分が奥行きを表現してくれるので、空間や空気感を感じさせてくれます。

その時に便利なのが、カメラには必ずついている「グリッド線」。スマホのカメラ機能にもついていますよ。画面が3分割されていますが、この線に合わせると、簡単にバランスよく配置ができるんです。

 

■3:「顔」が写らなくたっていい!

必ずしも、人物を撮る=顔が写っていなくてはならない、というわけではありません。

時には、顔が写っていなくても魅力的な写真を撮る事ができます。生まれたての赤ちゃんのちいさな手や足、おじいちゃんやおばあちゃんの丸まった背中、妊娠中のママの大きなお腹……印象的なパーツは“顔”以外にもたくさんありますよ。

 

■あなたの写真がCMに出演できるかも!?

撮影した写真をデジカメやスマホの中に入れっぱなしだなんて、もったいない! せっかく撮れた写真はもっとたくさんの人に見てもらいたいですよね。

小田和正さんの曲でおなじみのCM『明治安田生命』では、CMに使われる写真を募集しているよう。「マイハピネスコンテスト」では「あなたがいる幸せ」をテーマに、家族やカップル、成人・結婚といった人生の節目のよろこび、仲間や友人と頑張った感動・思い出など、しあわせな瞬間を撮った写真を募集しているんだとか。

応募方法は簡単。写真データを専用サイトから応募するか、プリントされた写真を送付または担当職員に手渡しするだけ。

 

その時々の思い出や空気を、一瞬で切り取ることができる写真。

ご紹介した3つのテクニックを使えば、より鮮やかに、より生き生きとした写真を撮れるはずですよ。

 

【参考】

※ 「マイハピネス フォトコンテスト」専用サイト

※ 「マイハピネス フォトコンテスト」の応募要項はこちら