クレジットカードやポイントのお得な活用方法を指南する【お得なクレカ・ポイント活用】。今回は首都圏の東京メトロが始めたサービス、「メトロポイントクラブ」についてご紹介します。愛称は「メトポ」。いったいどんなサービスなのでしょう?

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東京メトロに乗るとポイントがもらえる

東京メトロが3月24日から、ICカードの『PASMO』で東京メトロの各路線に乗車すると、ポイントが獲得できるサービス「メトロポイントクラブ」を始めました。ポイントは平日に乗車すると1日3ポイント、土休日だと1日7ポイントがもらえます。しかも1か月間に10回以上乗車すると、10回ごとに10ポイントがボーナスポイントとしてもらえます。

東京メトロの駅構内のポスターでも「メトポ」をPR。

1日に複数回乗っても1日3ポイントや7ポイントは変わりませんが、複数回の乗車分はボーナスポイントに反映されます。ポイントは乗車した翌月の11日にまとめて進呈され、10ポイントごとにPASMOに10円相当してチャージできます。

ただし定期券や企画券の乗車区間はポイント対象外。でもちょっと寄り道して、区間外の東京メトロの駅を利用したら、ポイントが獲得できます。

「メトポ」を利用するといったいいくら得できる?

仮に1週間に平日3日、休日2日の合計5日(往復10回)、東京メトロを利用したとしたら、1年間で1716ポイントが獲得できます。

●計算式●
平日 3日:3日×3ポイント=9ポイント
休日 2日:2日×7ポイント=14ポイント
ボーナスポイント:10回=10ポイント
1週間 合計:9+14+10=33ポイント
1年間 合計:33ポイント×約52週=1716ポイント

「えー、そんなにいっぱい乗ってそれだけ?」なんて思わないで。メトポは入会金や年会費無料で利用できて、PASMOさえ持っていれば、会員登録してすぐに始められるサービスなんです。しかもサービス開始の今は、5月31日までに会員登録して、その後30日以内に2回以上、東京メトロにPASMOを使って乗車すると、もれなく500ポイントがもらえます。始めるならお得な今!

始めたい人は次ページへ!

メトポの登録はどうしたらいい?

メトポを始めようと思ったら、まず会員専用ページで新規会員登録をしましょう。メールアドレスを記入したら専用ページのURLが届き、氏名、生年月日、性別、電話番号、住所を書き込みます。会員登録後、「【メトロポイントクラブ】会員情報登録完了のお知らせ」というメールが届くので、そのメールはちゃんと保管して。そこに書かれた、お客様番号、WEBパスワード、駅パスワードはこの後もずっと使う大切なものです。

メトポの入会サイト。詳細はメトポサイトを参考に。

次に東京メトロの多機能販売機で本登録を行ないます。操作は、画面左下の「メトロポイント」からスタート。サービス名の「メトロポイントクラブ」を選択し、メールで届いたお客様番号と駅パスワードを入力します。

登録できるのはピンク色の券売機。設置されていない駅もあるので、その場合は別の駅で登録を。

画面左下の「メトロポイント」から登録スタート。

その後は、「申込・変更」から「ICカードを登録」と進み、登録するPASMOを挿入したら登録完了。次の乗車からポイント対象となります。

PASMOが出てきたら登録完了。

この、駅の多機能販売機で本登録するというのが面倒なのですが、自分の会員番号とPASMOを紐づけるためには必要な作業。今回、登録するためにかなり久しぶりに券売機を利用しました。今ではPASMOやSuicaで改札を通る人が多いせいか、台数も少ないし、改札とは離れた隅っこに設置されている駅があることにも気付きました。

この多機能販売機はポイントをPASMOにチャージする時にも利用するので、いつも利用する駅の券売機がどこにあるか確認しておいてくださいね。

貯まったポイントは、メトポの会員専用ページでお客様番号、WEBパスワードを入力すると確認できます。筆者は始めたばかりなので0ポイントですが、来月にポイントが加算されるのが楽しみです。

ポイントはメトポサイトにログインすると確認できる。

メトポ http://www.metpo.jp/


クレカ・ポイントの賢人綿谷禎子

ライター、「All About」ガイド
情報誌の編集部から編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は小学館発行のビジネス情報誌「DIME」を中心に、企業のオウンドメディアや情報サイトなどで幅広く執筆。生活情報サイト「All About」のガイドも務める。クレジットカード、ポイント、電子マネー、通信費節約などのジャンルのほか、趣味の文具や手帳の記事も手掛ける。