スタンプラリーの台紙を兼ねたリーフレットは、阪神電車の駅などに設置されている

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阪神電車では、沿線にある8つの酒造会社と共同で「阪神電車で行く 駅と酒蔵巡りスタンプラリー」を開催している。そこで、日本酒が大好きな鉄道ライター・伊原 薫が、実際にこのスタンプラリーを体験。日本酒が試飲ができてプレゼントももらえる、手軽で楽しいイベントだった!

【画像】3つの駅スタンプと3つの酒蔵スタンプを集めて、甲子園駅でオリジナル木枡をゲット!

「阪神電車で行く 駅と酒蔵巡りスタンプラリー」は、阪神電車の沿線にあり、日本一の酒どころとして知られる“灘五郷”を回るというもの。指定された3駅(大石駅、御影駅または魚崎駅、西宮駅または今津駅)と、その近辺にある酒蔵8つのうち3つを回れば、先着順で記念品がもらえる。

ということで、まずはスタンプ台紙となるリーフレットを手に入れ、阪神電車に乗車。ちなみに阪神電車と阪急電車は共同で、両社の路線が1日乗り放題の「阪急阪神1dayパス」を販売しているので、特に阪急沿線から参加する人にはオススメだ。

スタンプ設置駅に到着したら、改札口を出て付近にあるスタンプをペタリ。押す場所を間違えないようにしよう。図柄もお酒にちなんだイラストになっている。

駅スタンプを押したら、続いて近くの酒蔵へ。今回参加している酒蔵は、いずれも駅から徒歩15分以内と便利な場所にある。なお、一部の酒蔵はスタンプが設置されていない駅の方が近いので注意しよう。

参加している酒蔵では、資料館入口などにスタンプが置いてある。

スタンプを押したら中へ。酒造りの基本的な工程はどの酒蔵でも同じだが、使う米や道具などに各社の工夫が見られる。その違いを較べてみよう。

酒造りについて学んだあとは、併設のショップでお待ちかねの試飲タイム。自分の好みにぴったり合うお酒を探してみよう。また、各酒蔵で500円以上の買い物をすると、おちょこなどのオリジナルグッズがもらえる。(プレゼントは各酒蔵先着1,000名で終了)

おみやげを買ったら、次の酒蔵へ。創業から300年以上が経つ酒蔵があったり、米問屋や運送会社が副業としてはじめた酒蔵もあったりと、その歴史が興味深い。

駅スタンプ3つと酒蔵スタンプ3つが揃ったら、最後に甲子園駅のサービスセンターへ。ここでオリジナルの木枡がもらえる。電車のイラストが入った、かわいらしいデザインだ。

半日程度で気軽に回れるスタンプラリーなので、ゴールデンウィークのちょっとしたお出かけにも最適だ。さらに、スタンプを集めた後で応募はがきを送ると、抽選で灘五郷のお酒が当たるダブルチャンスも。カップルや気の合う仲間たちと、ぜひ出かけてみよう。

●阪神電車で行く 駅と酒蔵巡りスタンプラリー

開催期間:2018年5月6日(日)まで

参加料:無料  ※スタンプ設置場所への交通費などは各自負担

注意事項:「オリジナル木枡」のプレゼントは先着2,000名限定、「酒蔵オリジナルグッズ」のプレゼントは各酒蔵先着1,000名限定。

問い合わせ先:06-6457-2222(阪神電車運輸部営業課 平日9:00〜17:00)(関西ウォーカー・若林毅)