ムク、スギなどの古木が生い茂る約4万4000平方mの境内の奥に拝殿や本殿がある/日牟禮八幡宮

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きめ細かな肉質と甘味のある脂が特徴の近江牛は、400年の歴史を持つ日本3大和牛の一つ。高級で手が出ないと思いきや、近江牛をリーズナブルに味わえるお店を発見! 旨すぎてリピート確実の近江肉ロースステーキ重を満喫しよう。風情のある町並みや、レトロな町家カフェもある極上ブランド牛のふるさとへ!今回は少しコンパクトなドライブコースをご紹介。<※情報は関西日帰りドライブウォーカーより>

「近江肉ロースステーキ重」(3280円)。霜降りがたっぷりの近江牛のロースステーキをホカホカのご飯のせた千成亭の人気メニュー/千成亭 八幡堀店

■ 1 日牟禮八幡宮

古くから近江商人の信仰を集める平安時代創建の古社。八幡山麓に広がる神域には古木が生い茂り、神秘的な雰囲気が漂う。貿易で活躍した江戸時代の豪商・西村太郎右衛門が奉納した「安南渡海船額」など重要文化財も多い。

八幡堀に立つ日牟禮八幡宮の大鳥居は、近江八幡のシンボル的な存在

NEXT:南東へ約200m 徒歩3分

■ 2 千成亭 八幡堀店

リーズナブルに近江牛が味わえる千成亭の近江八幡のお店。使用する牛は直営牧場などで飼育された生後3年以内の雌のみ。とても柔らかく口の中でとろけるよう。本格的な膳はもちろん丼や重など気軽な近江牛メニューも豊富。

きめ細かな肉質と甘味のある脂が特徴の近江牛はとてもジューシー。ご飯も近江米を釜で炊くなど、こだわり満載で食欲が止まらない。

NEXT:北へ徒歩すぐ 

■ 3 八幡堀

豊臣秀次が八幡山城を築城した際に築いた堀。八幡山を囲むように流れる堀の両岸には白壁土蔵や旧家が立ち並び、時代劇などのロケにもしばしば使われる。川沿いを散策すると、まるで江戸時代にタイムトリップしたようだ。

冬は堀沿いに雪が積もり、幻想的な雰囲気を味わえます。

NEXT:東へ。約200m 徒歩約3分

■ 4 町家カフェ 風来居

古い町並みが残る仲屋町通りに立つ町家カフェ。150年ほど前の古民家をリノベートした店内で、手作りランチ&スイーツが味わえる。広い土間の奥に広がるお座敷で、中庭を眺めながらティータイムを楽しもう。

仲屋町通りの店で落ち着いた座敷。ソファー席もあるのでゆったりくつろげる。

余裕があれば車で約5分のところにバームクーヘンで有名な「クラブハリエ」のある「ラ コリーナ近江八幡」が見えるので少し足を延ばしてみては。(関西ウォーカー・中島和希)