持て余しがちなフルーツ=バナナ。輪切りにして、みりんを加えてコトコト弱火で数分煮るだけで、ほっこりスイーツ風に。ヨーグルトやグラノーラに添えてもいけるし、カレーやトマトソースのコクが足りないときにはチャツネ代わりに使っても! 煮汁はほんのりバナナ風味のシロップだから、ジンジャーティーやホットミルクにプラスしてみて。

羊かんやあんこと組み合わせれば、和スイーツに早変わり!

【バナナのみりん炊き】

材料(作りやすい1回量)
・バナナ 1本
・本みりん 80〜100cc 

<アレンジ用>
・羊かん
・バゲット
・こしあん

作り方

1・バナナの皮をむいて、5〜8mm幅に切る。

うっかり食べずに黒く斑点が出てしまったバナナでもOK。

バナナの皮を半分残して切れば、まな板も汚れない。

2・鍋(できれば琺瑯鍋)に1のバナナを並べ、みりんを加え、蓋をせずに中火にかける。煮立ったら弱火にし(静かに沸騰が続く程度の火加減に調節する)、5〜7分ほど煮る。

鍋にバナナを重ならないように並べ、ひたる程度のみりんを加える。

「バナナのみりん炊き」の完成!

<アレンジ>

a・薄く切った羊羹に【バナナのみりん炊き】を数枚乗せる。

b・スライスしたバゲットにこしあんを薄く塗り、【バナナのみりん炊き】を数枚乗せる。

Point.
鍋に入れたまま冷まし、粗熱がとれたら清潔な保存容器に入れて冷蔵庫へ。2〜3日で食べ切る。



■賢人のまとめ
持て余しがちな調味料、みりん。スッキリとした甘さ、さらりとした味わいを生かしてバナナやレモンスライスを煮ると、簡単コンフィチュール風に楽しめます。癖が少ないので、好みでシナモンや生姜などスパイスを加えても。

■プロフィール

時短レシピの賢人 はまだふくこ

 

料理ユニット「エフ アッシュbis」主催。美味しいもの探求家。

フリーランスのライターとして、飲食、ホテル、旅などのカテゴリで積極的に取材・執筆も行い、その経験も活かしながら、カフェ風アレンジ、時短レシピ、ホームパーティーメニューなど幅広いレシピ提案を行っている。