簡単にできるヘアアレンジですら不器用でうまくできない……。そんな方のためにヘアメイクアップアーティスト・高松由佳さんが教えてくれる「ヘアアレンジの基本テクニック」をご紹介! 今回はひと手間でふんわりエアリー感のある、ひとつ結びのくずし方をご紹介します。

トップにボリュームが出る!ひとつ結びのくずし方

ひとつ結びも普通にしばると少々味気のない印象になります。オシャレなひとつ結びにはトップの適度なボリューム感が必須!ですが、この適度なボリューム感を実現させるのが不器用さんにとっては難しいところです…。そこで失敗しにくい、ひとつ結びのくずし方をヘアメイクアップアーティスト・高松由佳さんにご教示いただきました。念願のトップボリュームのあるひとつ結びを実現させましょう。

ひとつ結びのくずし方 ハウツーテクニック

1: 軽めのワックスかクリームを髪全体になじませ、手ぐしで髪をひとつにまとめます。この時、もう片方の手でトップを覆い、指先でハンドマッサージをするように、根もとからわしわしっと毛流れをくずします。

2:ゴムで結んだら結び目を片手で支えながら、トップよりやや後ろの毛束をつまみます。トップからつまみ、サイドの毛はトップのボリュームに合わせて少しずつつまみ出していきます。

3:正面からみて、ふんわりとトップにボリューム感があるのがちょうど良いポイント! 今回はポニーテールをやや下めの位置にし、大人っぽく仕上げているので写真程度のボリューム感でOKです。

4:耳後ろ辺りからのトップにかけての延長線上にボリュームがくるように毛束をつまむことで、キレイなエアリー感のあるひとつ結びが実現できます。

顔の形によってトップのボリュームを変えましょう

丸顔さんは、ひとつ結びを高めに結んでトップにボリュームを持たせましょう。反対に、面長さんはサイドの毛束を引き出して丸みのあるボリューム感を作ると、よりバランスの取れたポニーテールになるので試してみてくださいね!

写真右・ヘアメイクアップアーティスト 高松由佳さん。ヘアメイクアップアーティスト山本浩未さんに3年間師事した後、独立。anan本誌を初めとする数々の美容・ファッション誌にて活躍中。

モデルanan総研 No.332 楠原 菜月さん。