豚まんの具を詰める

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大阪が誇る、手みやげの代表格が「551蓬莱 本店」(大阪府大阪市)の「豚まんだ」。関西圏でしか手に入らないにもかかわらず、全国的な知名度を誇る。

豚まん

■ 淡路島産の甘めのタマネギがポイント

粗切り豚肉とタマネギがおいしさの秘密。タマネギはおもに甘味の強い淡路島産を使用。豚肉は、ウデ・モモ・バラの3種類をミックスさせ、ジューシーに。肉の旨味が強く、あとを引くおいしさだ。甘めの皮も美味で、こだわりの餡は、もっちりした生地とも相性抜群。6個入りで¥1,020。ほか2個入り¥340、4個入り¥680など。

誕生は1946年(昭和21年)にさかのぼる。台湾出身の創業者・羅邦強氏が新たな商品を考えている際に、故郷でなじみのある“饅頭”をヒントにして生み出した。味やボリュームは大阪人の嗜好を意識している。

通年販売で、賞味期限は常温で当日、冷蔵で翌々日。持ち歩きは常温でも可能だ。

■ 作りおきナシ! 毎日手作り

こだわりは「作り置きなし」。職人が1つ1つ手包みするという創業から変わらぬ製法で、毎日販売する分だけを用意。工場から出荷する豚まんの材料は150分以内に各店へ配送し、できたてのおいしさを提供している。

【関西ウォーカー】