湿気の多い梅雨の季節は食欲が減退。味のしっかりとした中華料理なら食をそそります。肉の代わりにさつま揚げを使うことで、たんぱく質の量は変えずに手間はカット。さっと炒めて、たれを和えるだけです。味つけも甘酸あんの酢豚と黒酢の酢豚のいいとこ取り!しっかり食べて梅雨も乗り切りましょう。

黒酢とケチャップで抗酸化力アップ!

【5分で酢豚風?】

材料(1人分)

・さつま揚げ 1枚

・ピーマン 1個 

・タマネギ 30g

・ごま油 小さじ1

・塩 少々

<A>

・ケチャップ 大さじ1

・ハチミツ 小さじ1(または、砂糖 大さじ1/2)

・黒酢 大さじ1/2

・顆粒中華スープの素 小さじ1/2

・片栗粉 小さじ1/2

・水 大さじ1

※小さな器に<A>の材料を入れて混ぜ合わせておく。

作り方

1・さつま揚げは、電子レンジ(600W) に20秒かけて温め、ひと口大に切る。

さつま揚げは電子レンジ加熱で簡単に油抜き&温め。

2・ピーマンは縦半分に切って種を取り、さらに縦半分に切ってから小さめの乱切りにする。タマネギは薄目のくし切りにする。

小さく切ることで加熱時間を短縮。

3・厚手の鍋(または、フライパン)にごま油を引き、2を加えて中火にかけて炒める。塩少々を振り、玉ねぎが透き通ってきたら、水(分量外。小さじ1)とさつま揚げを加えて水分がなくなるまで炒め合わせる。

4・火を少し弱め、3に<A>を加えて全体に絡めるように混ぜ、とろみがついたら火を止める。

Point.

4のステップで火が強すぎるとタレがダマになるので弱めの中火をキープする。



■賢人のまとめ
甘味とコク、そしてリコピンなどの栄養豊富なケチャップと、アミノ酸たっぷりで旨みが強く、疲労回復効果の高い黒酢。単品で使ってもいいけれど、組み合わせると味わいも栄養価もアップします。梅雨だけでなく、暑い夏を乗り切るためにも上手に使ってくださいね。

■プロフィール

時短レシピの賢人 はまだふくこ

 

料理ユニット「エフ アッシュbis」主催。美味しいもの探求家。

フリーランスのライターとして、飲食、ホテル、旅などのカテゴリで積極的に取材・執筆も行い、その経験も活かしながら、カフェ風アレンジ、時短レシピ、ホームパーティーメニューなど幅広いレシピ提案を行っている。