10の質問でわかる【ステレオタイプ度】あなたは自分を持っている?

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 人のことを気にする人は、ちょっとしたことに一喜一憂して心が不安定になりがち。相手を気遣うのはいいことですが、考えを持っているつもりで自分を失っていることにもつながります。今回は、あなたのステレオタイプ度を探ってみましょう。

 以下の中で、誰かと向き合うとき、あなたが気にすることを数えてみてください。

□持ち物やファッション
□どう思われているか
□役職や立場
□身につける物の値段や価値
□嫌われたらどうしよう
□容姿(風貌)
□性格が合うかどうか
□失言
□勝ち負け(上か下か)
□楽しいかどうか

 あなたはいくつ当てはまりましたか? さっそく結果をみてみましょう。

■0〜2個……ステレオタイプ度20%未満
 どんな相手を前にしようとも、マイウェイを決め込める独自性の強い人です「人は人」という価値観を持ち、それがあなた自身のパーソナリティーを高めているのでしょう。流行やマジョリティーに流されることなく世間を見つめて考え、自分なりの答えを導こうとします。「ステレオタイプ」という言葉が無縁とも言える、自己確立したタイプでしょう。

■3〜5個……ステレオタイプ度50%前後
 ステレオタイプ度が50%前後というあなたは、常識的な感覚で自分を維持しているのでしょう。「自分は自分」というスタイルで凝り固まることもなく、「周りから浮かない程度」を見極めながら、上手に世間を渡ります。程よい感覚の持ち主ですが、情報の出所と信憑性に注意を払って、誤った判断に進んでしまわないように気をつけるようにしましょう。

■6〜7個……ステレオタイプ度70%前後
 ちょっとした会話のときに、「○○さんもそう言っていたから」「ニュースや雑誌で見たから」そうに違いないはず、と思うことがあるのでは? でもそれは、先生や師、物知りな人の発言を、そのまま自分の考えにすり替えているだけとも言えます。聞いたから、見たからではなく、自分で咀嚼して納得することで、バランスのいいステレオ感覚を養いましょう。

■8〜10個……ステレオタイプ度80%以上
 自分の意見を言っているつもりでも、どこかで聞いたことのある言葉をなぞっているときがあるのかも。そのことに気づいているなら、まだ、ニュートラルな感覚を持っていると言えますが、無意識でそれを行っているとしたら、厄介なステレオさんになっている可能性も! 情報や人の話を鵜呑みにせず、疑って自問することが、脱ステレオタイプへの道に。

 情報が錯綜する情報化社会であり、グローバル社会である現代だからこそ、情報に流されるのは危険です。繰り返しインプットされる情報を信じ込むことは、考えることの放棄につながります。自分で考えましょう!
(LUA)