なんだか生理前になると肌の調子が悪い……なんてこと、ありませんか!? 実はそれは月経前症候群(PMS)のせいかも!! 

ドコモ・ヘルスケア株式会社が20〜40代の大人かかりつけアプリ『カラダのキモチ』の利用者3,274名を対象に行なった調査によると、97%の人が生理前に不調を感じたことがあると判明。中でも6割以上の人が毎回感じていることがわかりました。

■生理前に不調を感じますか?
・毎回感じる  62%
・時々感じる  35%
・感じない   3%

では月経前症候群(PMS)については、どれくらい知られているのでしょう。その認知度を尋ねたところ、月経前の不調がある人は約9割が知っていると回答。一方、不調がない人の認知度は2人に1人程度でした。

■月経前症候群(PMS)について知っていますか?

女性の約8割が月経前症候群(PMS)を知っていた。

では実際、どんな不調に悩まされているのでしょう。

PMSは腹痛、だるさだけでなかった!その肌トラブルはPMSの可能性大!?

■月経前症候群(PMS)について、どんな不調がありますか?
・肌荒れ(46%)
・むくみ(35%)
・ニキビ(34%)
・化粧ノリが悪い(21%)
・上記4つのうち1つ以上(65%)

では、なぜ生理前に美容トラブルが起きやすいのでしょう。

それは排卵から月経までの間には、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増えるから。これらのホルモンの影響により、皮脂分泌が促進され、肌荒れが進行したり、ニキビなどができたりするようです。またむくみの症状も出やすいようです。

ちなみに、その美容トラブルが、PMSのせいなのか、生活習慣の問題なのか……それは時期だけでなく気持ちの面でもわかると言います。PMS期は、お肌や体の不調だけでなく、イライラや落ち込みなど心の変化も生じる場合が多いのです。つまり気持ちが不安定で肌もトラブルが……という時は、PMSのせいだと割り切る必要がありそうです。

またPMSについては、自分の体調を記録することによってかなり軽減できると言います。その不調がPMSによるものなのかをしっかり把握しておけば、あらかじめ対策をすることもできるのです。

では実際に体調や症状を記録している人はどれくらいいるのでしょう。

半数が記録をしているけれど、全くしていない人も多い。

ちなみに体調や症状を記録しているか否か別にPMSに対処できるようになったかを尋ねたところ、以下の通りに。全体で見ると、約3割の人が、記録をすることでPMSに対処できるようになったと回答していました。

■PMSに対処できるようになったという人の割合
・常に記録している  42%
・時々記録している  32%
・以前は記録していたが今はしていない  30%
・一度も記録していない         25%

今回アンケートを行なった『カラダのキモチ』など、最近では様々なアプリで簡単に体調を管理することができるようになっています。

PMSは時期を知るだけで対策ができ、かなり症状を抑えることができるので、まずは自分の体を知ることから始めてみるといいかもしれませんね。

【ドコモ・ヘルスケア調べ】