富士急ハイランド「テンテコマイ」

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もうすぐ夏休み。今年の夏は思いっきり遊びたい!と、そろそろ予定を考え初めている人も多いはず。そんな人におすすめのアトラクションが、今月、富士山のふもとにぞくぞく登場。暑さを吹き飛ばすスリリングかつ爽快な空中体験ができる3つのアトラクションを紹介しよう!

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■ 空中で“どうしようもない”状態「テンテコマイ」

数々のアトラクションを生み出してきた富士急ハイランドでは、「高飛車」以来5年ぶりとなる絶叫アトラクションが、7月16日(土)オープンする。その名も「テンテコマイ」。まったく穏やかではないそのタイトルは、操縦回転系絶叫アトラクションという新感覚のスリルを物語っている。

地上約39メートル、白くそびえ立つタワー。そのブルーのアームの先端にそれぞれ取り付けられたライドが見える。1人乗り計24台のライドにはそれぞれ両側に翼が付いており、その翼を搭乗者自らが操縦する。するとライドが右に左にと動き出し、やがて振れ幅が大きくなったころ、横回転を始める。

地上32メートルの高さで、円を描きながら空を旋回。風の力も加わり、操縦しているはずなのにコントロールできないアクロバティックな動きが展開する。絶叫好き大満足の空中体験となりそうだ!

■ 映像を一新!生まれ変わった「富士飛行社」

同じく富士急ハイランド内で、富士山頂の飛行体験ができる人気のフライトシミュレーションアトラクション「富士飛行社」。平成26年のオープンから2年がたつこのアトラクションが、この7月でストーリーが一新される。

座席を包み込む半球体構造の直径20メートルの巨大スクリーンに映し出されるのは、6Kのカメラとモーターパラグライダーやドローンを使って撮影された臨場感あふれる映像。河口湖畔の満開の桜や紅葉で色づいた山々など富士山周辺の美しい季節の移ろい、そして爽やかな風や花々の香りまで再現されるなど、さまざまな仕掛けで楽しませてくれる。

また、スタジオジブリ作品でおなじみの久石譲がこのアトラクションのために書き下ろしたオリジナル曲「Mt.Fuji」を、よりゴージャスで重厚感あるアレンジに編曲。久石自ら指揮をとって演奏されたフルオーケストラの演奏と、雄大な富士山の景色が堪能できるアトラクションは、この「富士飛行社」だけ!

■ 山頂で自由な飛行体験ができる「極楽パイロット」

「テンテコマイ」オープンと同じ7月16日(土)に、「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」内では、相模湖山頂の爽快アクロバット飛行が楽しめる「極楽パイロット」がオープンする。

このアトラクションは、同園内で最も空に近い標高370メートルの山頂に誕生する。大空に手を広げるように直立するタワーのアームの先には、1人乗りの座席が12台。赤い座席は2枚の翼が付いた小型飛行機のような形だ。

アームによる旋回で急上昇と急降下を繰り返しながら、搭乗者は座席の操縦桿を操作。翼を動かして空中を自由に旋回。山頂の風を感じながら、きりもみ回転を楽しむことができる。

それぞれの新型アトラクションで、猛暑も忘れる飛行体験ができそう!【東京ウォーカー】