退職すると伝えたら……「こんな嫌がらせされました」4選

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転職・退職が決まって、気持ちも軽く次の仕事への期待に胸が膨らむ思いのはずなのに……。円満退職とはいかなかった中には、ちょっと考えられない理不尽な扱いを受けた人たちもいるようです。彼女たちが体験した驚きのエピソードを聞いてみました。

■明らかに嫌がらせ!

・「最後の最後まで残業 上司と私のみ居残りだった」(33歳 /ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「おつぼねに面と向かって悪口を言われたり、仕事を押し付けられたりした」( 33歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「上司の必要以上なメール」(34歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「掲示板に名前伏せて、でも私ってわかるようなうわさが書いてありました」(25歳/農林・水産/営業職)

・「毎日2時間個人面談で引き止められ、説教を受けたこと」(27歳/医療・福祉/専門職)

まるで、転職・退職するのが悪いような扱いです。パワハラもどきの言動も見受けられました。そんなことは感じる必要ないのですが、退職する側の負い目をついてくるような言動はちょっと許せませんね。

■今更、引き止められても

・「考えなおすよういわれた 」(28歳/ 不動産/秘書・アシスタント職)

・「どうしても残ってほしいと、あらゆる人たちが説得に来て仕事の邪魔になった」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

すでに退職が決まっているのに、わざわざ引き止め工作をするのは嫌がらせです。愚痴のようなものだと聞き流すのが賢明かも。

■希望日に退社させてくれない

・「退職したい日の1月前に伝えたのに、退職日をそれより遅く指定された」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「“急に辞められたら困る” “あと〇〇日、〇カ月働いてくれ”とか無理なこと要求されたこと」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

・「会社の都合のいい様に退職日をずらされそうになった」(33歳/不動産/専門職)

退職が決まってからも、会社の都合を押し付けてくるとは、ひどいですね。延長された期間のお給料はちゃんともらえたのか心配になります。

■こんなことも

・「転職先の不評を書いた紙を渡された。転職する意思が余計固まったので、今は逆に感謝してる」(25歳/ 情報・IT/クリエイティブ職)

・「有休消化を決めていたにも関わらず、納期が退職日の仕事をさせられたこと。ギリギリまで働かせるつもりがムカついた。」(31歳/情報・IT/営業職)

・「退職まであと一ヶ月あるのに、個人ロッカーが無くなった」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

相手の常識を疑うようなエピソードですね。しかし、こんな対抗策をとった人もいました。

・「上司に有給休暇を取るなと言われた。余りにも腹が立ったのでコネを駆使して上司よりも上の立場の人から一言言ってもらうように仕向けた。」(32歳/自動車関連/技術職)

最後の最後まで、こんな理不尽な扱いを受けたら悲しくなります。

・「“飛ぶ鳥跡を濁さずの言葉のとおりにしなさい”と言われ、有給休暇の消化を許されなかった」(29歳/ マスコミ・広告/経営・コンサルタント系)

それはこっちのセリフだ! と言ってやりたかったでしょう。

・「いろいろあったのかもしれないけど、もうすごく昔のことのように感じて覚えてない。つらかったのかもしれないけど、今のほうが大変だから」(24歳/金融・証券/営業職)

なんとも言えない気持ちになりますが、そんな理不尽が続くのあと少し……と、強い心で乗り越えれば、新しい世界が広がっていると思って前向きにいきましょう。

■まとめ

 確かに会社にとってみれば、せっかく育てて人材がいなくなるのは損失といえます。だからといって、退職時期の変更や、有給休暇を使えないように最後まで業務を渡すのは嫌がらせ以外のなにものでもありません。そんなことをしても会社の評判がわるくなるだけなので、大人の対応を心がけたいですね。

こんな声もありました。
・「色々あったのかもしれないけど、もうすごく昔のことのように感じて覚えてない。辛かったのかもしれないけど、今のほうが大変だから」(24歳/金融・証券/営業職)

なんとも言えない気持ちになりますが、そんな理不尽が続くのあと少し……と、強い心で乗り越えれば、新しい世界が広がっていると思って前向きにいきましょう。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年5月25日〜5月30日
調査人数:113人(22歳〜34歳の女性)
※画像はイメージです

(フォルサ/岩崎弘美)