「極上炭焼きサンマ」も寄席も無料!第20回「目黒のさんま祭り」

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世間知らずの大名が、たまたま目黒で食べたサンマの味が忘れられず「サンマは目黒に限る」と言うオチで有名な古典落語「目黒のさんま」。そこから、目黒のよさとサンマのおいしさを両方知ってもらおうと始まった「目黒のさんま祭り」も、今年で20周年の節目を迎える。目黒駅前が炭焼きさんまの香りでいっぱいになるという、9月の風物詩をを満喫して。

2015年9月6日(日)に、目黒駅前で開催される「目黒のさんま祭り」。実は、お祭りで無料配布される6000匹の炭焼きサンマは、東京でもトップクラスのおいしいサンマだって、知ってた?

岩手県宮古市の全面協力で提供される新鮮なサンマは、前日の水揚げ後から一気に目黒まで運ばれてくるのだとか。運搬中は、三陸沖の深層海洋水を利用した技術で、刺身でも食べられるほどの鮮度が保たれているのもポイント。

さらに、サンマにかけるのは、国内生産トップの徳島県神山町が提供する芳醇な「すだち」1万個。サンマに添える「大根おろし」も、栃木県那須高原市の高林から500本の大根を提供されて作るそう。食材ばかりではなく、サンマを焼く炭も、和歌山県みなべ町の提供する備長炭を使用して、本格的な「極上炭焼きサンマ」に仕上げている。

「今年のテーマは、『食べて笑って、お代は無料(タダ)!』です。今年も、東日本大震災で被災した、目黒のサンマの故郷である岩手県宮古市へのチャリティを行いますので、そちらでのご協力をお願いします」と、実行委員長の中崎さん。

この「極上炭焼きサンマ」のそれぞれのふるさとである、岩手県、徳島県、和歌山県など、各地の特産を販売する「ふるさと物産展」や、目黒駅前商店街のワゴンセールのほか、「アートバルーン・プレゼント」や「富くじ抽選会」などもあるから、にぎやかなお祭り気分も楽しめるはず

また、目黒駅前の会場と目黒駅をはさんだ向かいにある誕生八幡神社では、祭りのきっかけとなった落語「目黒のさんま」が聴ける「目黒のさんま寄席」(入場無料:定員100名)を開催。4部制で、それぞれ10時、11時半、13時、14時半に開演するので、開演1時間前から整理券を配布するそう。今年は、AMラジオとインターネットで中継されるから、整理券がなくても音声だけなら聴くことができる。

なお、多くの来場者が訪れるため、サンマの提供に時間がかかることも。「まだ暑さの残る時期なので、お客さんには塩飴なども配っていますが、行列に並ぶときは十分気をつけてください」(同)

極上の素材を高品質の備長炭で焼き上げた「目黒のさんま」をおいしく食べて、その故郷に募金をすれば、来年もまた「おいしいサンマ」が食べられるかも。