もうすぐ八十八夜。香り高い新茶をさらに味わい深くする、オシャレで便利な茶器たち

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立春からかぞえて八十八日目にあたる日を八十八夜といい、2015年は5月2日がその日。八十八夜に摘み取られる茶葉は、古くから不老長寿の縁起物とされているのだそう。そんな新茶のおいしい季節には、今しか味わえない一番茶の豊かな香りを楽しみたい。そこで、せっかくなら茶器も新調してみては? 今回は、日本茶を淹れるのにぴったりの茶器をご紹介。カラフルな南部鉄器から、お手入れのしやすいグラスポット、1人分のお茶が手軽に淹れられるものなど、素材も趣も違う茶器がいろいろ。お茶の時間を楽しくする相棒を見つけよう!◆伝統工芸に新しい風を吹き込んだカラフルな南部鉄器ポットで、オシャレに楽しんで


約400年の歴史を誇る、岩手・盛岡の伝統工芸品「南部鉄器」。フランス紅茶専門店「アンシャンテ」が提案するオリジナルのティーポットは、日本古来の鋳物独特の風合いに、カモミールやあられのモチーフをあしらい、カラフルに仕上げられている。クラシカルな中にもモダンなエッセンスが感じられ、お客様を招いてのおもてなしの時間にもぴったり。保温性にも優れているから、ゆっくりと新茶を味わえそう。マーガレットなどのお花を象った小皿と一緒にコーディネートしてみて。

南部鉄器ポット(左)CAMOMILLE No.3、(右)ARARE No.3各6264円、白いポットの下に敷いたポット敷きCAMOMILLE PETIT1944円、小皿各2592円/以上、アンシャンテ・ジャポン

◆宝石のようなフォルムのティーポットは、ステンレスとガラスのコンビがスタイリッシュ!


どんなテーブルコーディネートにもなじむシンプルさと、手入れのしやすさまで考えられた機能性が魅力の「KINTO」の茶器。“CARAT”シリーズは、宝石からインスピレーションを受けた形のスマートなデザイン。茶葉をきれいに漉せるステンレスストレーナーは、丸ごと洗えるから後片付けも楽ちん! 新茶ならではの澄んだグリーンのお茶の色を楽しめるのも、ガラスポットの嬉しいところ。クリアガラスを活かして数字カードをコースター代わりにしたり、ちょっと遊び心のあるテーブルスタイリングを。

「KINTO」ティーポット600ml3024円、「ユミコ イイホシ ポーセリン」ステンレスコースターS1620円、耐熱グラス864円、コースターにした数字カード各302円/以上、スパイラルマーケット

◆1人でも気軽に! 信楽焼を現代風に仕上げた“SHIN-CYA-KI(新茶器)”シリーズ


茶葉を入れお湯を注ぎ、茶漉しを使わずにお茶を淹れられる新しいタイプの茶器。朝の忙しい時間や仕事の小休憩に、サッと淹れられるお1人様用の急須も。信楽焼きの窯元で1つひとつ丁寧に作られ、質素で素朴な“侘び寂び”の伝統美を備えた姿はそのままに、フタのつまみ部分に色ガラスを用いて、さりげないアクセントを加えているところも魅力だ。毎日のお茶の時間がより豊かになるはず。

急須(奥)3996円、(手前)7020円、茶碗各1728円/以上、スパイラルマーケット