「寝る時間と起きる時間」を見直したら痩せました!驚くべき睡眠と体重の関係

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以前は、睡眠不足は太る原因、と言われていたのをあなたもご存知かと思います。

しかしアメリカのブリガムヤング大学の研究によると、睡眠不足だけではなく寝る時間、起きる時間もまた体重増加に影響を与えることを明らかにしました。

運動科学の専門家ブルースバイリー氏は、アメリカ西部の2つの大学の女子学生を対象に、数週間にわたり、良い睡眠について研究しました。すると以下の3点が明らかとなりました。

・就寝時間と、特に起床時間に一貫性があると体重増加の割合が低い
・一晩の睡眠時間が6.5時間以下もしくは8.5時間以上だと体重増加に関係がある
・体の組織には睡眠の質が重要である

さらに1週間の追跡調査を実施した結果、最も驚くべきことは就寝時間と起床時間に一貫性があると体重は増加しにくい、ということでした。

バイリー氏は、一貫性のある睡眠パターンに変えると身体活動に良い影響を与え、食べ過ぎることがないようにホルモンも整うと言います。

また、1番太りにくい睡眠時間は8時間から8.5時間ということも分かりました。

さらに質の良い睡眠も体重増加と関係しています。バイリー氏は質の良い睡眠のために運動をすること、ベッドは寝るためだけに使うこと、寝室は涼しく、音は静かに、明るさは暗めにすることを薦めています。

不規則な睡眠サイクルが私たちの体内時計を狂わせて太る要因を作っていたのですね。8時間の睡眠時間を確保するのは難しいので、せめて毎朝同じ時間に起きることを心掛けたいところ。目指すはノーアラーム起床!!

参考: Irregular sleep patterns make you fat
http://m.news24.com/health24/Medical/Sleep/News/Irregular-bed-and-waking-times-make-you-fat-20131119