“黒はやせて見える”は誤解!?色を利用した着やせコーデ
じっとしているだけで汗ばむこの季節。できるだけ薄着をして出かけたいところだけど、露出が多いと気になってしまうのは体のライン。とはいえ、今からダイエットをしても、やせた頃には夏が終わっていそう。そんな悩める女子に紹介したいのが、ファッションやインテリアのコンサルティングをしている七江亜紀さんが提案する色の視覚的効果を利用した着やせコーディネート。
「トップスとボトムスの色の組み合わせを工夫するのが、ポイントです。トップスとボトムスを同じ色、または同系色でコーディネートすると、上下がつながっているように見えて縦のラインが強調され、スリムに見えます。同系色でまとめるなら、白とグレー、ネイビーと水色、ブラウンとベージュなどの色の組み合わせにすると、スッキリと見えて、さらにオシャレな印象になります」(同)
また、特に下半身のラインが気になるという人は、ボトムスにネイビーや濃いグレー、カーキなど明度の低い(暗い)色を選ぶと、見た目の引き締め効果があるのだそう。その際は上半身に明度の高い(明るい)色を組み合わせるようにすると、他人からの視線を上半身に誘導することができる。
「ただし、トップスに明度の低い色を持ってくるときは要注意。明度の低い色は確かにシャープに見せる効果がありますが、同時に『重たい』という印象も与えるので、逆に太って見えてしまうことも。特に黒は定番の色なので誰にでも着こなせると思われがちですが、実は黒が似合うのはビビッドなトーンの色が似合うタイプのごく一部の人だけ。それ以外の人が着ると重く見えてしまうのです。どうしてもトップスに黒が着たい場合は、シースルーなどの透け感のあるもの、ラメなどのキラキラ感があるものなど、素材や織りでなるべく軽く見せられるものを選ぶのがおすすめです」(同)
また、トップスに明度の低い暗い色を使う場合は、ボトムスは明度の高い色を使うと足元が軽くなり、背もスラッと高く見えるのだそう。背が低いことが気になっている人は、ぜひトライしてみて。
夏のファッションを楽しめる期間は短いもの。体のラインを隠すことばかり考えずに色のマジックを利用して、おしゃれを存分に楽しもう!
七江亜紀
トータルカラーコンサルタント。「色のひと(R)」として活躍。働く女性たちを中心に色を軸としたコーディネートの提案やコンサルティングを行う。著書に『働く女性のための色とスタイル教室』『色とスタイル練習帖』(ともに講談社)がある。
お知らせ七江さんが監修した新刊『知って役立つ色の事典』(宝島社)が好評発売中。色彩の基礎知識からファッションやインテリアなど生活のさまざまな場面で役立つ色の情報が満載!
「トップスとボトムスの色の組み合わせを工夫するのが、ポイントです。トップスとボトムスを同じ色、または同系色でコーディネートすると、上下がつながっているように見えて縦のラインが強調され、スリムに見えます。同系色でまとめるなら、白とグレー、ネイビーと水色、ブラウンとベージュなどの色の組み合わせにすると、スッキリと見えて、さらにオシャレな印象になります」(同)
「ただし、トップスに明度の低い色を持ってくるときは要注意。明度の低い色は確かにシャープに見せる効果がありますが、同時に『重たい』という印象も与えるので、逆に太って見えてしまうことも。特に黒は定番の色なので誰にでも着こなせると思われがちですが、実は黒が似合うのはビビッドなトーンの色が似合うタイプのごく一部の人だけ。それ以外の人が着ると重く見えてしまうのです。どうしてもトップスに黒が着たい場合は、シースルーなどの透け感のあるもの、ラメなどのキラキラ感があるものなど、素材や織りでなるべく軽く見せられるものを選ぶのがおすすめです」(同)
また、トップスに明度の低い暗い色を使う場合は、ボトムスは明度の高い色を使うと足元が軽くなり、背もスラッと高く見えるのだそう。背が低いことが気になっている人は、ぜひトライしてみて。
夏のファッションを楽しめる期間は短いもの。体のラインを隠すことばかり考えずに色のマジックを利用して、おしゃれを存分に楽しもう!
七江亜紀
トータルカラーコンサルタント。「色のひと(R)」として活躍。働く女性たちを中心に色を軸としたコーディネートの提案やコンサルティングを行う。著書に『働く女性のための色とスタイル教室』『色とスタイル練習帖』(ともに講談社)がある。
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