【難読】“こうきゃく”じゃない!「行脚」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「行脚」の読み方です。
“こうきゃく”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「行脚」の読み方は?
「行脚」は、“ぎょうきゃく”や“こうきゃく”と読んでしまいそうですが、実はどちらも間違いです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あんぎゃ”と読みます。
■「行脚」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「行脚」の意味は以下のように解説されています。
あん‐ぎゃ【行脚】
[名](スル)《「あん(行)」は唐音》1 仏道修行のために、僧侶が諸国を歩き回ること。「雲水の―」
2 ある目的で諸地方を巡り歩くこと。「遺跡を―する」
地方を巡り歩くという意味合いで使われることが多い言葉ですね。
■読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「行脚」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。もともとの意味は、僧侶が修行のために諸国を歩いて回ること、という意味合いの言葉でした。
現在は、観光地を巡るときや、ライブやツアーを制覇するときなどに使われますよね。
今まで、実は間違えて読んでいたという人、案外多いのではないでしょうか。この機会に、「行脚」の正しい読み方を覚えましょう!
(ななしまもえ)
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