めっちゃ便利じゃん…!猫が大喜びする可愛くて清潔な「水飲み器」の秘密

わが家では猫たちのためにバケツ型の容器を床置きしていましたが、深夜・早朝などに気づかずつい足をぶつけてバッシャーン! ということが何度かありました…。
そんな困りごとを解決してくれそうな、可愛いかたつむりデザインの水飲み器「スネイルウォーターフィーダー」を発見! 果たして猫の反応は?
暗い部屋で足がぶつかってバッシャーン! バケツ直置きだったわが家の悩み
2匹の猫がいるわが家では、ペットの水飲み用にバケツ型容器を直置きしていました。ところが何度も、深夜や朝方につい足をぶつけて周囲が水びたし…という事態に。
取り立てて個性のないバケツ型は人間もつい存在を忘れがち。ためられる容量が多いというメリットはそのままに、いい水飲み器はないかな…と思っていたところ、Amazonでこんな商品を見つけました。
【Chatciel】スネイルウォーターフィーダー/2,000円(税込)
「Chatciel」の「スネイルウォーターフィーダー」は、電源要らずでペットがいつでも清潔な水を飲める器です。
筆者は以前、電源にコード接続する循環式水飲み器を使っていたこともありました。
しかし、置き場所が電源の近くに限定されること、コードがあるので躓くリスクが高いこと、夜はモーター音が気になること、手入れが煩雑…というデメリットが上回って、バケツ型に落ち着いていたのです。
カラーバリエーションはグレー、ピンク、グリーンの3色。筆者はさわやかなグリーンを選びました。
パッケージ箱を開けると、ほぼ完成形で入っていました。
本体のサイズは「幅29×奥行20×高さ23.5cm」。重さは450gです。
水がいい具合にトレイに補給されるからくりは、本体の構造にあります。
タンク側とトレイ側の「水位差による水圧を利用した給水方式」で、タンクから本体を介してトレイに水が移動するのです。
水飲みトレイを支えるポールだけ下に差し込む必要がありますが、ネジ式で簡単。
本体は白が基調ながら、トレイを支えるパーツがクリアなのがとてもおしゃれです。
最初はタンクを本体から取り外すのに、力をかけすぎて壊してしまわないか不安になりましたが、問題ありません。
繊細そうなデザインとは裏腹に、意外とタフな構造です。
本体の台座は楕円形になっており、裏には4箇所滑り止めが付いています。
水飲みトレイの裏側には、着脱式のフィルターカートリッジ付き。
メーカーは1カ月に1〜2回の交換を推奨しており、交換用フィルターは6個1組で別売りされています。
交換用フィルター6個入り スネイルウォーターフィーダー専用
フィルターはトレイの裏側に「カチッ」とはめるだけ。これで、トレイに湧く水がいつでもクリーンに保てるんですね。
水タンクは2.8リットルの大容量。ペット1匹なら3~4日分に相当する量で、旅行にも安心して出かけられます。
水を入れて水が湧くところを観察してみましょう
それでは、どんな風に水が湧き出してくるのでしょうか。さっそく水を入れてみました。
タンクへは蛇口から水道水をそのまま注げます。
タンクの蓋を閉めるのもペットボトル感覚でラクラク。
タンクの設置も、こぼれる心配は皆無です。
本体にタンクの蓋がハマると、こぽこぽと音を立てて本体内部に水が流れていきました。
すると間もなくトレイの底から、ろ過された水が湧き出てきました。1分ほどでちょうどよい水位まで到達。
作業をしていて「何かに似ている…」と感じたのですが、そう、タンクを逆さに設置するのは人間のウォーターサーバーと同じ。
猫たちも、「あそこではおいしいお水が飲める」と学習してくれると良いですね。
そして嬉しいのは、まったく音が出ないことです。
タンクでゆらゆらと水や照明の光が揺れるのも、癒しのインテリアとして見ていて飽きません。
ただ、猫たちが飲むときにどうしても周囲に水滴が飛び散るので、100均で購入したトレイに乗せて設置することにしました。
いつでもきれいな水が好きなだけ! 猫たちは喜んでくれる…?
それでは、猫たちの反応をご覧ください。
ウォーターフィーダーへの、猫たちの正直な反応をレポートします!
わが家の2匹の猫は、慎重派だけど甘え上手なキジトラと、不器用なおじさん猫のハチワレです。
キジトラは「たまり水」が好きで、シンクの水をなめに来ることも。ときどきバケツに手を突っ込んで、手についた水をなめる姿を見ることもあります。
ハチワレの方は、ケンカすると毎回負けるので、水もフードもいつもキジトラの後にちびちびたしなむのでした。
見慣れない形で警戒していたのか、設置してもすぐには来ず、翌日に慎重派のキジトラがやって来ました。
「にゃんだ、これは…?」とずっと見つめています。
飲んでくれるかな?
ネコパンチの要領でトレイに瞬時にパッと手を入れて、濡れた手をなめるキジトラ。
意外すぎる展開に、カメラを抱えた飼い主は「ええっ!」と思わず声を上げてしまいました。
これは…「フィーダーから飲んでくれた」ということでよろしいでしょうか?
警戒心の強いキジトラはなかなかペロペロする姿を見せてくれなかったのですが、夏場など積極的に水分補給したい季節には、トレイからペロペロ飲んでくれるかもしれません。
さて、続いて遅れることさらに1日、ハチワレの登場です。
「何かのわニャ(罠)では…?」とでも言いたげに周囲を何度もチェックしています。
そのうち飼い主がいるフィーダーの前でコロンと倒れました。「なでろ」の合図です。とりあえず敵ではないと認識した様子です。
また別の日のこと。
フィーダーに近づき、2秒ほど、「大丈夫かニャ?」とでも言いたげに水面をじっと見ていました。
すると舌を出してペロペロとすくって飲み始めました!
バケツ型容器と同様、普通に飲んでくれました!
カメラを持って待ち構えている飼い主の方を警戒している節がありますが、水飲み器と理解してくれたようです。もう少し気長に様子を見てみたいと思いました。
フィルター交換は1カ月に1〜2回が目安ですが、1週間に1回程度、本体の台座の中もすすぎ洗いするのがおすすめです。
「Chatciel」の「スネイルウォーターフィーダー」を紹介しました。
寝ぼけていても目につくデザインで、これを導入してから、蹴飛ばし事件は起こっていません。
何より音がしないので、わが家の猫たちも数日で受け入れてくれました。小型犬にも良さそうですね。
インテリアとしても癒し効果アリですよ!