40代からの料理で「やめたこと」。品数が少なくても、凝ってなくてもいい
年を重ねるなかで、自分や家族の変化に合わせて無理なくライフスタイルを変えていきたいもの。品数や献立など、料理に関するこだわりを手放してラクな生活を手に入れた、ライフオーガナイザーの宇高有香さんに、そのコツを教えてもらいました。
料理は、手間を省いて時短に
品数が少なくても、下処理を多少省いても大丈夫。「栄養がとれればOK!」なマインドで、上手に料理の手間抜きを実行中。
●一汁二菜へのこだわりをやめた
・パッとつくれるメインのみでOK
「一汁二菜にこだわらなくなったきっかけは、友人の『栄養がとれれば丼ものでもOK』というひと言」。以来、忙しい日の夕食はメイン+サラダかスープというシンプルな献立に。
一汁二菜の献立は、実家の影響だそう。「母がしっかり家事をする人だったので、自分もそうしなければと思い込んでいました」
●汁物を必ずつくるのをやめた
・ラクでおいしいフリーズドライを使う
市販のスープをいろいろ試し、好みのものをストック。「今までほぼ使わなかった市販品も、試してみたらおいしくてびっくり! なによりラクなので、積極的に使うように」
●丁寧な処理をやめた
・ジャガイモは皮のまま使う
こちらも友人の影響で手放した家事。「皮のまま使っても、なんの問題もないなと。ニンジンの皮もむきません」
・ツナ缶は油をきらずに使う
「『中学生男子は油がある方が喜ぶ』と先輩ママから聞いてマネするように」。うま味も増して、おいしく食べられます。
●自分だけが料理を教えるのをやめた
・ユーチューブからも料理を学べる
今や、娘の料理の先生はユーチューブ。「動画を見ながらつくってくれた娘作のパスタがおいしくて! 昔はあまり見せたくなかったけれど、今ではすっかりお世話になっています」
●献立の頻度を気にするのをやめた
・子どもが好きならしゅっちゅうつくっちゃう
毎日違う料理をつくるというこだわりも、やめたことの1つ。「いっぱい食べてくれるのがいちばん。麻婆豆腐やから揚げなど、好きなメニューなら子どもたちも喜びます」